原材料じてん界面活性剤(日用品)確認日 2026.09.30
陰イオン界面活性剤(シャンプー:ラウレス硫酸系・アミノ酸系など)
日用品の成分このサイトの25商品に使用
水の中で陰イオン(マイナス)になる部分をもつ界面活性剤です。シャンプーでは主な洗浄成分として使われます。名前の「ココイル」はヤシ油の脂肪酸、「ラウレス」「ポリオキシエチレンラウリルエーテル(POE ラウリルエーテル)」はラウリルアルコールにエチレンオキシドをつなげたものをあらわします。
ラベルでの書かれ方の例ココイルメチルタウリンNaココイルグルタミン酸Naスルホコハク酸ラウレス2Naポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液POEラウリルエーテル酢酸ラウレス硫酸Naラウレス硫酸Naヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Naヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Naオレフィン(C14-16)スルホン酸Naラウレス硫酸アンモニウムラウレス-4カルボン酸NaラウロイルメチルアラニンNaココイルグルタミン酸TEAステアロイルラクチレートNaココイルメチルタウリンNaラウレス4カルボン酸Naココイルグルタミン酸Naココイルグルタミン酸2Naヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムオレフィン(C14-16)スルホン酸Naココイルリンゴアミノ酸Naヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液ロート油ラウロイルラクチレートNaラウロイルアスパラギン酸Naラウロイルアスパラギン酸Na液テトラデセンスルホン酸Na液
表示のルール
- 化粧品の表示には、洗剤のような「界面活性剤」の欄や含有率はなく、ほかの成分と同じ並びに、配合量の多い順で書かれます。配合量が1%以下の成分と着色剤は、順不同で書けます(厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について」)。
- 化粧品の成分名は、日本化粧品工業会の「化粧品の成分表示名称リスト」の表示名称を使います(ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸Na など)。
- 医薬部外品(薬用シャンプーなど)は、承認申請書の成分名で書くのが原則で、名称リストの簡略名も使えます。業界の自主基準で「有効成分」と「その他の成分」に分けて書きます。このため、同じ系統の成分でも「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液」のように化粧品とは違う名前で書かれることがあります。
知っておきたいこと
- このサイトの牛乳石鹸 カウブランド 無添加シャンプー さらさらケアは、全成分の2番目に「ココイルメチルタウリンNa」、4番目に「スルホコハク酸ラウレス2Na」、10番目に「ココイルグルタミン酸Na」を書いています。メーカーは、ココイルメチルタウリンNaとココイルグルタミン酸Naを「植物性アミノ酸系洗浄成分」、スルホコハク酸ラウレス2Naを「植物性洗浄成分」と説明しています。
- このサイトの花王 サクセス薬用シャンプー エクストラクール(医薬部外品)は、その他の成分の2番目に「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液」、9番目に「POEラウリルエーテル酢酸」を書いています。「1E.O.」はエチレンオキシドの付加数が1であることをあらわします。
- このサイトの花王 キュレル シャンプー(医薬部外品)は、その他の成分に「ラウレス硫酸Na」と「ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na」を書いています。後者は、化粧品の表示名称では「ココイルグルタミン酸Na」(名称リストの定義は、ココイルグルタミン酸のナトリウム塩で、RCO がヤシ油脂肪酸アシル基)にあたる名前です。
- このサイトの花王 キュレル 泡シャンプー(医薬部外品)も、その他の成分に全角で「ラウレス硫酸Na」と「ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na」を書いています。泡でない花王 キュレル シャンプーとは別の製品です。
- このサイトのロート製薬 デオコ スカルプケアシャンプー(化粧品)は、全成分の2番目に「ラウレス硫酸Na」、3番目に「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」を書いています。名称リストの定義では、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(INCI名 Sodium C14-16 Olefin Sulfonate)は「炭素数14~16のα-オレフィンをスルホン化したアルキルスルホン酸のナトリウム塩の混合物」で、硫酸エステルのラウレス硫酸Naとは別の系統です。
- 洗濯用・台所用の洗剤では、界面活性剤は「界面活性剤(〇%、〇〇系(陰イオン)…)」と種類と含有率で書くきまりで、書き方が違います(洗剤のページ)。
- このサイトの花王 エッセンシャル リペアシャンプーは、全成分の2番目に「ラウレス硫酸アンモニウム」、後半に「ラウレス-4カルボン酸Na」「ラウレス硫酸Na」を書いています。ラウレス-4カルボン酸Naは、ラウリルアルコールに酸化エチレンを平均4つつなげたものの末端をカルボン酸にしたナトリウム塩(エーテルカルボン酸型)です。
- このサイトのマックス 無添加生活 無添加泡シャンプーは、全成分の4番目に「ラウロイルメチルアラニンNa」、8番目に「ココイルグルタミン酸TEA」を書いています。どちらもアミノ酸(N-メチルアラニン・グルタミン酸)と脂肪酸から作る、アミノ酸系の陰イオン界面活性剤です。TEA はトリエタノールアミンの塩であることをあらわします。
- このサイトの YOLU カームナイトリペア トリートメントは、全成分の後半に「ステアロイルラクチレートNa」(INCI名 Sodium Stearoyl Lactylate)を書いています。ステアリン酸と乳酸から作るエステルのナトリウム塩で、陰イオン性の乳化剤です。シャンプーの洗浄成分ではなく、トリートメントの中で乳化に使われる成分です。
- このサイトの I-ne ボタニスト ボタニカルシャンプー モイストは、全成分の4番目に「ココイルメチルタウリンNa」、5番目に「ラウロイルメチルアラニンNa」、7番目に「ラウロイルサルコシンNa」、8番目に「ラウレス4カルボン酸Na」、9番目に「ココイルグルタミン酸Na」を書いています。公式の表記は全角で、「ラウレス4カルボン酸Na」はハイフンを入れずに書いています(花王 エッセンシャル リペアシャンプーは「ラウレス-4カルボン酸Na」)。
- このサイトの牛乳石鹸 キューピー ベビー 泡シャンプーは、全成分の5番目に「ココイルグルタミン酸2Na」、9番目に「ココイルグルタミン酸Na」を書いています。2Na は二ナトリウム塩であることをあらわします。
- このサイトの持田ヘルスケア コラージュフルフルネクスト シャンプー うるおいなめらかタイプ(医薬部外品)は、その他の成分に「ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム」を書いています。化粧品の表示名称ではココイルメチルタウリンNaにあたる名前です。
- このサイトの CLAYGE クレージュ シャンプーSR は、全成分の2番目に「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」、34番目に「ココイルリンゴアミノ酸Na」を書いています。ココイルリンゴアミノ酸Naは、リンゴから得たアミノ酸にヤシ油の脂肪酸を結びつけたもののナトリウム塩です。
- このサイトのロート製薬 メンソレータム メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー(医薬部外品)は、その他の成分に「ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液」と「ロート油」を書いています。粧工連の「医薬部外品の成分表示名称リスト」では、前者は「N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液」の簡略名で、DL-アラニンとヤシ油脂肪酸の縮合物のトリエタノールアミン塩の水溶液です。ロート油は「硫酸化ヒマシ油」の別名で、ヒマシ油を硫酸化し水酸化ナトリウムで中和したものです。メーカー名(ロート製薬)と同じ文字ですが、成分の名前です。
- このサイトのプリュスオー メロウシャンプーは、全成分の後半に「ラウロイルラクチレートNa」を書いています。CosIng では、Sodium Lauroyl Lactylate はラウリン酸と、乳酸が2つつながったものとのエステルのナトリウム塩で、機能は「乳化」とされています。YOLU カームナイトリペア トリートメントのステアロイルラクチレートNa とは、脂肪酸がラウリン酸かステアリン酸かが違います。
- このサイトの I-ne ボタニスト ボタニカルシャンプー スカルプクレンズは、全成分の6番目に全角で「ラウロイルアスパラギン酸Na」を書いています。CosIng では、Sodium Lauroyl Aspartate はアミノ酸のアスパラギン酸にラウリン酸を結びつけた N-ラウロイルアスパラギン酸のナトリウム塩で、機能に「洗浄」「毛髪のコンディショニング」が挙がっています。
- このサイトの大塚製薬 ウル・オス 薬用スカルプシャンプー(医薬部外品)は、その他の成分に「ラウロイルアスパラギン酸Na液」と「テトラデセンスルホン酸Na液」を書いています。粧工連の「医薬部外品の成分表示名称リスト」では、前者は「N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液」(主として N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウムを含む水溶液)、後者は「テトラデセンスルホン酸ナトリウム液」(主として炭素数14のα-オレフィンを無水硫酸でスルホン化した後、水酸化ナトリウムで中和し加水分解したもの)の簡略名です。同じリストでは、液でない「テトラデセンスルホン酸ナトリウム」の別名が「α-オレフィンスルホン酸ナトリウム」です。化粧品の表示名称のオレフィン(C14-16)スルホン酸Na と同じα-オレフィンスルホン酸塩の仲間で、炭素数が14のものです。
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よくある質問
- 陰イオン界面活性剤(シャンプー:ラウレス硫酸系・アミノ酸系など)とは何ですか?
- 水の中で陰イオン(マイナス)になる部分をもつ界面活性剤です。シャンプーでは主な洗浄成分として使われます。名前の「ココイル」はヤシ油の脂肪酸、「ラウレス」「ポリオキシエチレンラウリルエーテル(POE ラウリルエーテル)」はラウリルアルコールにエチレンオキシドをつなげたものをあらわします。
- 陰イオン界面活性剤(シャンプー:ラウレス硫酸系・アミノ酸系など)はパッケージの原材料名でどう表示されますか?
- 「ココイルメチルタウリンNa」「ココイルグルタミン酸Na」「スルホコハク酸ラウレス2Na」「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液」「POEラウリルエーテル酢酸」「ラウレス硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」「ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na」「ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na」「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」「ラウレス硫酸アンモニウム」「ラウレス-4カルボン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルグルタミン酸TEA」「ステアロイルラクチレートNa」「ココイルメチルタウリンNa」「ラウレス4カルボン酸Na」「ココイルグルタミン酸Na」「ココイルグルタミン酸2Na」「ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム」「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」「ココイルリンゴアミノ酸Na」「ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液」「ロート油」「ラウロイルラクチレートNa」「ラウロイルアスパラギン酸Na」「ラウロイルアスパラギン酸Na液」「テトラデセンスルホン酸Na液」などの名前で表示されます。化粧品の表示には、洗剤のような「界面活性剤」の欄や含有率はなく、ほかの成分と同じ並びに、配合量の多い順で書かれます。配合量が1%以下の成分と着色剤は、順不同で書けます(厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について」)。 化粧品の成分名は、日本化粧品工業会の「化粧品の成分表示名称リスト」の表示名称を使います(ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸Na など)。 医薬部外品(薬用シャンプーなど)は、承認申請書の成分名で書くのが原則で、名称リストの簡略名も使えます。業界の自主基準で「有効成分」と「その他の成分」に分けて書きます。このため、同じ系統の成分でも「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液」のように化粧品とは違う名前で書かれることがあります。
- 陰イオン界面活性剤(シャンプー:ラウレス硫酸系・アミノ酸系など)について知っておきたいことは?
- このサイトの牛乳石鹸 カウブランド 無添加シャンプー さらさらケアは、全成分の2番目に「ココイルメチルタウリンNa」、4番目に「スルホコハク酸ラウレス2Na」、10番目に「ココイルグルタミン酸Na」を書いています。メーカーは、ココイルメチルタウリンNaとココイルグルタミン酸Naを「植物性アミノ酸系洗浄成分」、スルホコハク酸ラウレス2Naを「植物性洗浄成分」と説明しています。 このサイトの花王 サクセス薬用シャンプー エクストラクール(医薬部外品)は、その他の成分の2番目に「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液」、9番目に「POEラウリルエーテル酢酸」を書いています。「1E.O.」はエチレンオキシドの付加数が1であることをあらわします。
- 陰イオン界面活性剤(シャンプー:ラウレス硫酸系・アミノ酸系など)はどんな商品に使われていますか?
- このサイトで原材料を読んだ商品のうち25品に使われています(ダイアン パーフェクトビューティー エクストラダメージリペア シャンプー 450mL、牛乳石鹸 キューピー ベビー 泡シャンプー ポンプ付 350mL、牛乳石鹸 カウブランド 無添加シャンプー うるおいケア ポンプ付 470mLなど)。
出典
このページは、法令・公的機関・業界団体の基準に書かれている事実を並べたもので、原材料や商品の良し悪しを判定するものではありません。アレルギーのある人は、必ず商品のパッケージの表示を確かめてください。