農薬データベース除草剤確認日 2026.10.01

パラコート

Paraquat

ビピリジリウム系(パラコート・ジクワット)日本で登録あり成分は毒物WHO IIEUで非承認

光合成の途中で活性酸素を作らせ、緑の部分をすぐ枯らす。

日本では

登録
農薬として登録されている(初めての登録 1965年3月16日)。この成分を含む製剤は 2 種類。
主な適用作物
チューリップ、移植水稲、直播水稲、麦類、はとむぎ、ばれいしょ など(適用表に出てくる作物名 58 種類)
毒性の区分
成分そのもの:毒物
製剤(薄めて売られる商品)2種類の区分:毒物 2
毒物及び劇物取締法による区分。
ADI(一日摂取許容量)
体重1kgあたり1日 0.0045 mg
ARfD(急性参照用量)
体重1kgあたり 0.0045(パラコートイオン換算値) mg
評価
食品安全委員会 2022年6月28日

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
輸入0 / 440.0%0件

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
II(中程度に危険)・LD50 150 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで非承認
EU の ADI:0.004 mg/kg bw/day、ARfD:0.005 mg/kg bw
IARC(発がん性)
IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)

知っておきたいこと

  • EU では2003年に承認されたが、2007年7月11日の欧州第一審裁判所の判決で承認が無効になった。
  • 日本で登録されているのは、ジクワットとの混合剤で、製剤は毒物に指定されている。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

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