マイクロプラスチック データベース台所の道具・容器確認日 2026.10.01
電気ケトル・やかんのマイクロプラスチック
プラスチック製のケトルで100日間お湯を沸かした中国の研究では、カルシウムや鉄・銅を含む水を使うと、40日後には放出が89%以上減りました。内側にできる膜(炭酸カルシウムなど)がふたをするためです。哺乳瓶の研究チームは、ポリプロピレン製ケトルも哺乳瓶と同じ程度出たとしています。
研究で見つかった量
| 研究 | 調べたもの | 数えた範囲・測り方 | 結果 |
|---|---|---|---|
| Shi ら(2022年) | プラスチックのケトル、100日 | —(要旨で確認) | カルシウム・鉄・銅イオンを含む水では、40日後に放出が89%超減った。実際の家庭のケトルでも内側の膜を確認 |
| Li D ら(2020年) | ポリプロピレン製のケトル | 大学の発表で確認 | 哺乳瓶と同じ程度 |
数えた粒の大きさの下限や、個数か重さかで結果は桁が変わります。研究どうしの数字はそのまま比べられません(→ 測り方で数字が変わる)。
知っておきたいこと
- 日本の水道水の多くは軟水(カルシウムが少ない)で、膜のでき方が同じかは調べられていません。
家庭でできること(研究で示されたこと)
- 哺乳瓶の研究チームは、湯をプラスチック以外のケトルや鍋で沸かすことを提案しています。
日本のデータ
日本のケトルを測った研究は見つかりませんでした。
見つかったプラスチックの種類
関連する解説
出典
- Shi ほか. J Hazard Mater 2022;425:127997(PMID 34986566)
- Li D ほか. Nature Food 2020(PMID 37128027)
最終確認日 2026.10.01(Gemini Notebook に論文・公的資料を集めて照合)。「要旨で確認」は論文の要旨に書かれていることだけを載せています。
WHO・FAO・EFSA などの公的機関は、今のところ特定の食品を控えるような個人向けの食事制限は勧めていません。このページは研究と公的機関の資料に書かれている事実を並べたもので、食品の良し悪しを判定するものではありません。