マイクロプラスチック データベース台所の道具・容器確認日 2026.10.01
ペットボトルのキャップ・包装の開封のマイクロプラスチック
ペットボトルのキャップを開け閉めするたびに、口とキャップがこすれて粒子が増えることが報告されています。包装をはさみ・手で裂く・ナイフで開けたときにも、切り口から粒子が出ました。
研究で見つかった量
| 研究 | 調べたもの | 数えた範囲・測り方 | 結果 |
|---|---|---|---|
| Winkler ら(2019年) | PET ボトルと HDPE キャップ | SEM-EDS | 1・10・100回の開け閉めで、口とキャップの表面の粒子が増えた(キャップで特に多い)。ボトルを握りつぶしても水中の粒子は増えなかった |
| Winkler ら(2022年) | ポリエチレンの密封部 | —(要旨で確認) | 数百nm〜1μm の粒子。1回の開け閉めで数十分の1ng 程度 |
| Sobhani ら(2020年) | プラスチック包装の開封 | QCM(集めた量から換算) | はさみ・手で裂く・ナイフ・ひねるで、切り口1cmあたり0.46〜250個 |
数えた粒の大きさの下限や、個数か重さかで結果は桁が変わります。研究どうしの数字はそのまま比べられません(→ 測り方で数字が変わる)。
知っておきたいこと
- Sobhani 2020 の方法は、発生した粒子の約0.05%を集めて全体を換算しています。
日本のデータ
日本の容器を測った研究は見つかりませんでした。
見つかったプラスチックの種類
出典
- Winkler A ほか. Water Res 2019;166:115082(PMID 31542550)
- Winkler A ほか. 2022(PMID 35901554)
- Sobhani Z ほか. Sci Rep 2020;10:4841(PMID 32193409)
最終確認日 2026.10.01(Gemini Notebook に論文・公的資料を集めて照合)。「要旨で確認」は論文の要旨に書かれていることだけを載せています。
WHO・FAO・EFSA などの公的機関は、今のところ特定の食品を控えるような個人向けの食事制限は勧めていません。このページは研究と公的機関の資料に書かれている事実を並べたもので、食品の良し悪しを判定するものではありません。