マイクロプラスチック データベース主食・おかず確認日 2026.10.01
米のマイクロプラスチック
オーストラリアで買った米を調べた2021年の研究では、すべての検体からプラスチックが見つかり、洗うと約2〜4割減りました。調理済みのインスタント米は、ふつうの米の約4倍でした。
研究で見つかった量
| 研究 | 調べたもの | 数えた範囲・測り方 | 結果 |
|---|---|---|---|
| Dessì ら(2021年) | オーストラリアで買った米52検体 | Py-GC/MS(重さ) | 1gあたり 洗わない生米67μg、洗った生米52μg、インスタント米283μg。100gの1食で 3.7mg・2.8mg・13.3mg |
数えた粒の大きさの下限や、個数か重さかで結果は桁が変わります。研究どうしの数字はそのまま比べられません(→ 測り方で数字が変わる)。
知っておきたいこと
- 洗うと生米で約20%、インスタント米で約40%減りました。紙の袋かプラスチックの袋かでは差がありませんでした。
- 同じ研究室が2025年に、体の組織を Py-GC/MS で測るとポリエチレンを多く見積もりすぎる(脂肪と区別しにくい)と報告しています(米について直接述べたものではありません)。
家庭でできること(研究で示されたこと)
- 米を洗うと、プラスチックの量が約20〜40%減った(Dessì ら 2021年)。
日本のデータ
日本の米を測った研究は見つかりませんでした。
見つかったプラスチックの種類
関連する解説
出典
- Dessì C ほか. J Hazard Mater 2021;416:125778(PMID 33866293)
- Rauert C ほか. Environ Sci Technol 2025;59(4):1984-1994(PMID 39851066)
最終確認日 2026.10.01(Gemini Notebook に論文・公的資料を集めて照合)。「要旨で確認」は論文の要旨に書かれていることだけを載せています。
WHO・FAO・EFSA などの公的機関は、今のところ特定の食品を控えるような個人向けの食事制限は勧めていません。このページは研究と公的機関の資料に書かれている事実を並べたもので、食品の良し悪しを判定するものではありません。