農薬データベース殺虫剤確認日 2026.10.01

BHC(HCH)・リンデン

Gamma-HCH, Lindane / HCH / 別名:BHC・HCH

有機塩素系(使用禁止・失効)日本では1971年に失効WHO IIEUで非承認IARC 1

DDT・BHC・ドリン剤など。分解されにくく体や環境に残るため、日本では1970年代に使われなくなった。

日本では

登録
農薬の登録は 1971年12月30日 に失効している(初めての登録 1949年2月24日)。いまは日本で農薬として使えない。
ADI(一日摂取許容量)
食品安全委員会の評価書は見当たらない
ARfD(急性参照用量)
未評価
評価
食品安全委員会 2013年3月4日

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
国産0 / 2,6590.0%0件
輸入1 / 3,5620.0%0件

輸入で見つかった食品:らっかせい(最大 0.05ppm)

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
II(中程度に危険)・LD50 88 mg/kg
Gamma-HCH, Lindane=88 / HCH=100
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで非承認
EU の ADI:Lindane=Not Applicable、ARfD:Lindane=Not Applicable
Lindane=Not approved / Hexachlorocyclohexane (HCH)=Not approved
IARC(発がん性)
グループ 1(ヒトに対して発がん性がある)
Lindane (see also Hexachlorocyclohexanes): Vol.113(評価2015) / Hexachlorocyclohexanes: Vol.20,Sup 7(評価1987)
IARC の分類は「発がん性があるか」の根拠の強さで、食品からとる量でのリスクの大きさではない。

知っておきたいこと

  • 日本では1971年に登録が失効した。IARC はリンデン(γ-HCH)を「ヒトに対して発がん性がある」(グループ1)に分類している。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

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