農薬データベース殺虫剤確認日 2026.10.01

ブプロフェジン

Buprofezin

昆虫成長制御剤(IGR)日本で登録ありWHO IIIEUで承認

脱皮や変態など、昆虫の成長のしくみを乱す。

日本では

登録
農薬として登録されている(初めての登録 1983年12月16日)。この成分を含む製剤は 14 種類。
主な適用作物
稲、みかん、かんきつ、なし、もも、うめ など(適用表に出てくる作物名 44 種類)
毒性の区分
成分そのもの:普通物
製剤(薄めて売られる商品)14種類の区分:普通物 12・劇物 2
毒物及び劇物取締法による区分。
ADI(一日摂取許容量)
体重1kgあたり1日 0.009 mg
ARfD(急性参照用量)
体重1kgあたり 0.5 mg
評価
食品安全委員会 2019年6月18日

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
国産29 / 4,7900.6%0件
輸入99 / 4,0922.4%0件

国産で見つかった食品:うめ、その他のかんきつ類果実、なす、もも、トマト、日本なし、茶(最大 0.3ppm)

輸入で見つかった食品:その他のなす科野菜、その他の野菜、ぶどう、オクラ、オレンジ(ネーブルオレンジを含む)、グレープフルーツ、トマト、バナナ、ピーマン、レモン、茶(最大 0.2ppm)

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

消費者庁のマーケットバスケット調査(令和6年度、ふだんの食事から実際にとっている量)では、ADI に対して 0.013〜0.163%。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
III(やや危険)・LD50 2200 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで承認(承認の期限 2026年12月)
EU の ADI:0.01 mg/kg bw/day、ARfD:0.5 mg/kg bw
IARC(発がん性)
IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

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