農薬データベース殺菌剤確認日 2026.10.01

マンゼブ

Mancozeb

多作用点の殺菌剤日本で登録ありWHO UEUで非承認

かびの細胞のいくつもの場所にはたらく。耐性がつきにくい(マンゼブ・TPN・キャプタンなど)。

日本では

登録
農薬として登録されている(初めての登録 1969年12月13日)。この成分を含む製剤は 34 種類。
主な適用作物
きゅうり、メロン、ぶどう、たまねぎ、トマト、すいか など(適用表に出てくる作物名 55 種類)
毒性の区分
成分そのもの:普通物
製剤(薄めて売られる商品)34種類の区分:普通物 34
毒物及び劇物取締法による区分。
ADI(一日摂取許容量)
食品安全委員会の評価書は見当たらない

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
U(通常の使用で急性の危険は低い)・LD50 >8000 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで非承認(2021年1月に承認が終了)
EU の ADI:0.023 mg/kg bw/day、ARfD:0.15 mg/kg bw
IARC(発がん性)
IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)

知っておきたいこと

  • EU は2021年、生殖毒性(区分1B)に当たること、内分泌かく乱の基準に当たることを理由に承認を更新しなかった。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

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