農薬データベース殺菌剤確認日 2026.10.01

トリフルミゾール

Triflumizole

アゾール系(DMI)日本で登録ありWHO IIEUで非承認

かびの細胞膜の成分(エルゴステロール)を作らせない。

日本では

登録
農薬として登録されている(初めての登録 1986年4月14日)。この成分を含む製剤は 10 種類。
主な適用作物
きゅうり、トマト、ミニトマト、なす、こんにゃく、ふき など(適用表に出てくる作物名 65 種類)
毒性の区分
成分そのもの:普通物
製剤(薄めて売られる商品)10種類の区分:普通物 8・劇物 2
毒物及び劇物取締法による区分。
ADI(一日摂取許容量)
体重1kgあたり1日 0.015 mg
ARfD(急性参照用量)
体重1kgあたり 0.25 mg
評価
食品安全委員会 2022年1月19日

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
国産12 / 1,2221.0%0件
輸入30 / 2,9591.0%0件

国産で見つかった食品:いちご、かぼちや(スカッシュを含む)、トマト、ピーマン、メロン類果実(最大 0.11ppm)

輸入で見つかった食品:おうとう(チェリーを含む)(最大 0.29ppm)

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
II(中程度に危険)・LD50 695 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで非承認(2020年6月に承認が終了)
EU の ADI:0.05 mg/kg bw/day、ARfD:0.1 mg/kg bw
IARC(発がん性)
IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

同じ「アゾール系(DMI)」の農薬

← 農薬データベースの一覧へ