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水道水の PFAS データベース中国確認日 2026.10.04

広島県の水道水の PFAS

2020〜2025年度の最大40 ng/L広島県水道広域連合企業団安芸高田市水道事業(2024年度)
2025年度(8月まで)の最大23 ng/L
50 ng/L を超えた年度があった事業者0
値のある事業者24 / 25

国の調査の表では、広島県内で 2020〜2025年度に 50 ng/L(PFOS と PFOA の合計)を超えた水道事業者はありません。県内の最大は、広島県水道広域連合企業団 安芸高田市水道事業の 40 ng/L(2024年度)です。この事業者は 2024年11月の表で検査地点が「給水栓(蛇口)のみ」でした(40 が載った 2025年12月の表には検査地点が書かれていません)。2025年度(8月末まで)の県内の最大も同じ事業の 23 ng/L でした。

事業者ごとの値(PFOS+PFOA の合算、ng/L)

事業者2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度*測った場所
広島県水道広域連合企業団三原市水道事業上水道・三原市一部を受水:広島県水道広域連合企業団沼田川水道用水供給事業—8715145—
広島県水道広域連合企業団東広島市水道事業上水道・東広島市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業・広島県水道広域連合企業団沼田川水道用水供給事業8101910199—
広島県水道広域連合企業団廿日市市水道事業上水道・廿日市市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島西部地域水道用水供給事業—11192274—
福山市水道事業上水道・福山市一部を受水:広島県水道広域連合企業団沼田川水道用水供給事業——ndnd8nd浄水場出口水・原水
大竹市水道事業上水道・大竹市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島西部地域水道用水供給事業————22給水栓水・原水
海田町水道事業上水道・海田町一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業8——101214給水栓水・原水
広島県水道広域連合企業団竹原市水道事業上水道・竹原市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業—913121213給水栓水・原水
広島県水道広域連合企業団府中市水道事業上水道・府中市—457118給水栓水・浄水場出口水・原水
広島県水道広域連合企業団三次市水道事業上水道・三次市—237108給水栓水・原水
広島県水道広域連合企業団庄原市水道事業上水道・庄原市—ndnd1864給水栓水・浄水場出口水・原水
広島県水道広域連合企業団安芸高田市水道事業上水道・安芸高田市———374023給水栓水のみ
広島県水道広域連合企業団江田島市水道事業上水道・江田島市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業———232給水栓水のみ
広島県水道広域連合企業団熊野町水道事業上水道・熊野町全量受水:受水先 広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業—————2—
広島県水道広域連合企業団北広島町水道事業上水道・北広島町———754給水栓水のみ
広島県水道広域連合企業団大崎上島町水道事業上水道・大崎上島町全量受水:受水先 広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業—————3—
広島県水道広域連合企業団世羅町水道事業上水道・世羅町———343浄水場出口水のみ
広島市水道局上水道・広島市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業・広島県水道広域連合企業団広島西部地域水道用水供給事業ndndndndndnd浄水場出口水・原水
呉市上下水道局上水道・呉市一部を受水:広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業335332浄水場出口水・原水
尾道市上下水道局上水道・尾道市一部を受水:広島県水道広域連合企業団沼田川水道用水供給事業nd55ndnd4浄水場出口水のみ
広島県水道広域連合企業団広島水道用水供給事業用水供給・広島市受水する市町村など:広島市、呉市、竹原市、東広島市、江田島市、海田町、熊野町、大崎上島町、愛媛県今治市ndndndndndnd給水栓水・浄水場出口水・原水
広島県水道広域連合企業団広島西部地域水道用水供給事業用水供給受水する市町村など:広島市、大竹市、廿日市市ndndndndndnd給水栓水・浄水場出口水・原水
広島県水道広域連合企業団沼田川水道用水供給事業用水供給受水する市町村など:三原市、尾道市、福山市、東広島市、愛媛県上島町ndnd6nd5nd給水栓水・浄水場出口水・原水
宇津簡易水道組合簡易水道—————実施予定—
広島県水道広域連合企業団神石高原町水道事業簡易水道・神石高原町———998浄水場出口水のみ
安芸太田町簡易水道事業簡易水道・安芸太田町———495給水栓水のみ

国(国交省・環境省)が公表した、各事業者の年度ごとの最大値です。1つの事業者に複数の水源・浄水場があると、給水区域の中でも系統によって値は違います。測った場所は原則として給水栓(蛇口)ですが、原水(浄水場で処理する前の水)だけを測った事業者もあり、原水の値は水道水の基準の対象ではありません。nd は検出・定量できる下限より低いこと。—は値の報告がないこと。*2025年度は2025年8月末まで。

50超 50 ng/L を超えた年度(測った場所に原水を含む事業者では、原水の値のこともあります) 原水 50 ng/L を超えたが、原水だけで測った事業者

知っておきたいこと

  • 国の表の値は「その事業者の、その年度でいちばん高かった値」です。安芸高田市の水道は 2023年度 37、2024年度 40、2025年度 23 です。2024年11月の公表時には 2024年度の欄は空いていて、2025年12月の表で 40 が加わりました。
  • 国の表では、県内の多くの市町の水道が「広島県水道広域連合企業団〇〇市水道事業」という名前で載っています。2020〜2025年度の値は、東広島市 8〜19、廿日市市 4〜22、三原市 5〜15 ng/L です。広島市水道局は 6年間すべて nd(検出下限値未満又は定量下限値未満)、呉市は 2〜5 でした(どちらも 2024年11月の表で検査地点は浄水場出口・原水=浄水場で処理する前の水)。
  • 「全量受水」(自分の水源を持たず、ほかの事業者から水を買う)の事業は熊野町と大崎上島町の2つです。県内の用水供給事業(市町に水を卸す事業)3つ、広島・広島西部地域・沼田川の値は 2020〜2025年度 nd〜6 ng/L です。
  • 東広島市は地名で多く検索されています。市内で高い値が出ているのは、川(瀬野川など)や地下水(井戸)の測定で、水道の値とは別です。東広島市は、上水道につないでいる場合は「毎年度の検査において安全性は確認されています」としています。→ 川や地下水で高い値=水道水も高い?
  • 東広島市は 2024年5月31日に「有機フッ素化合物健康影響評価検討委員会」を設け、2025年3月に報告書を出しています。委員会では、住民の健康不安への対応として、血中濃度の測定を行うかどうかも検討されました。→ PFAS は体にどんな影響がある?
  • 専用水道(社宅・病院・学校などの自家用の水道)は県内に 165 あり、検査した 69 のうち 1 つで 2020年度〜2025年8月に 50 を超えました(国設ではない施設。名前は公表されていません)。
  • 2026年4月1日から 50 ng/L は「水質基準」になり、水道事業者には3か月に1回以上の検査と基準の遵守が義務になりました。2026年度の事業者ごとの値は、国の表にはまだ出ていません(2026年10月時点)。

川・地下水(環境)の測定

水道水とは別の、川や地下水そのものの測定です。飲み水に使われているとは限りません。

  • 東広島市と広島市が 2023年11月20日に瀬野川とその支流の9地点を調べたところ、2地点(東広島市内1・市境の広島市内1)で、川や地下水の目安である指針値(暫定、PFOS と PFOA の合計 50 ng/L)を超えました。これは川の水の測定で、水道の値ではありません。
  • 東広島市は、市が指定した汚染範囲で上水道につながっていない世帯に、給水管を引く支援制度を設けています。また、瀬野川沿いの7事業所(8地点)の地下水を改めて調べた追加調査について、指針値を超えた地点では地下水が飲用に使われていないことを確認した、としています。なお市は、流域の飲用中の地下水からも暫定指針値を超えて検出されたとしています。
  • 市のページ(2026年9月8日更新)に、原因を特定したという記載はありません。同じページによると、中国四国防衛局は 2024年9月6日付で、米軍川上弾薬庫で 1991〜2009年に PFOS を含む泡消火薬剤を使った消防車の点検・訓練をしていたという使用履歴を米側から得たと市に回答しましたが、市のページでは、市も国もこの使用履歴を検出の原因とは結びつけていません。市は県と連名で、弾薬庫の中の水質・土壌調査と結果の公表などを国(防衛大臣)に求めています。

自分の量に置きかえる

水からとる量
— ng/kg/日
日本の耐容一日摂取量(PFOS・PFOA 各 20 ng/kg 体重/日)に対して
—
EFSA の耐容週間摂取量(4物質合計 4.4 ng/kg 体重/週=1日あたり約 0.63)に対して
—
食品37品目からとる量(農水省の調査の推計 PFOS 0.13+PFOA 0.09=0.22 ng/kg 体重/日。37品目は食べる量で全体の約5割)との比
—

合算の値をそのまま1つの物質として計算しています(実際は PFOS と PFOA に分かれるので、日本の TDI に対する割合はこれより小さくなります)。EFSA の値は PFOA・PFNA・PFHxS・PFOS の4物質の合計に対するもので、水道の値には PFNA・PFHxS は入っていません。物差しによって同じ量の読み方が変わることを示すための計算で、健康への影響を判定するものではありません。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.04(公的機関の資料・論文の原典で確認し、Gemini Notebook に集めて照合)。事業者ごとの値は国の表のとおりで、ウラヨミが並べ替え・集計しました。

このページは、国・自治体などの公的機関が公表した測定値と、基準・評価・論文に書かれている事実を並べたものです。水道水の良し悪しや健康への影響を判定するものではありません。最新の値と対応は、お住まいの地域の水道事業者に確かめてください。

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