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水道水の PFAS データベース中国確認日 2026.10.04

岡山県の水道水の PFAS

2020〜2025年度の最大1400 ng/L吉備中央町(2022年度)
2025年度(8月まで)の最大22 ng/L
50 ng/L を超えた年度があった事業者1吉備中央町
値のある事業者60 / 64

岡山県の水道で、2020〜2025年度(2025年度は8月末まで)に PFOS と PFOA の合算の年度最大値が 50 ng/L を超えたのは吉備中央町だけで、値は 800(2020年度)・1,200・1,400(2022年度)・1,100(2023年度)ng/L でした。国の表の水道事業者の中で最も高い値です。2024・2025年度は nd(定量下限未満)で、県内の最大は 2024年度が倉敷市の 27、2025年度が備前市の 22 ng/L(給水栓)でした。

事業者ごとの値(PFOS+PFOA の合算、ng/L)

事業者2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度*測った場所
備前市水道事業上水道・備前市—51161122給水栓水のみ
赤磐市水道事業上水道・赤磐市一部を受水:岡山県広域水道企業団—ndndnd69給水栓水のみ
吉備中央町上水道・吉備中央町一部を受水:岡山県広域水道企業団800120014001100ndnd給水栓水・浄水場出口水・原水
井原市上水道事業上水道・井原市———ndndnd原水のみ
浅口市水道事業上水道・浅口市全量受水:受水先 岡山県西南水道企業団・倉敷市水道事業———————
里庄町水道事業上水道・里庄町全量受水:受水先 岡山県西南水道企業団———————
早島町水道事業上水道・早島町全量受水:受水先 備南水道企業団—nd27ndndnd給水栓水のみ
矢掛町水道事業上水道・矢掛町—ndndndnd—浄水場出口水・原水
美作市水道事業上水道・美作市5nd7ndndnd給水栓水・原水
鏡野町水道事業上水道・鏡野町一部を受水:岡山県広域水道企業団ndndndndndnd給水栓水・原水
勝央町水道事業上水道・勝央町全量受水:受水先 岡山県広域水道企業団—————nd—
総社市水道事業上水道・総社市一部を受水:岡山県広域水道企業団14181391513給水栓水のみ
津山市水道局上水道・津山市一部を受水:岡山県広域水道企業団ndndndndndnd給水栓水・浄水場出口水
笠岡市水道事業上水道・笠岡市全量受水:受水先 岡山県西南水道企業団—————nd—
瀬戸内市水道事業上水道・瀬戸内市一部を受水:岡山県広域水道企業団7ndndnd5nd浄水場出口水のみ
和気町上水道事業上水道・和気町—ndndnd12nd給水栓水のみ
高梁市水道事業上水道・高梁市一部を受水:岡山県広域水道企業団455ndndnd給水栓水・原水
新見市上水道・新見市5ndndndndnd給水栓水・原水
真庭市水道事業上水道・真庭市一部を受水:岡山県広域水道企業団2ndndndndnd原水のみ
奈義町上水道事業上水道・奈義町全量受水:受水先 岡山県広域水道企業団ndndndndndnd給水栓水のみ
美咲町水道事業上水道・美咲町一部を受水:岡山県広域水道企業団ndndndndnd5給水栓水・原水
岡山市水道局上水道・岡山市一部を受水:岡山県広域水道企業団・岡山県南部水道企業団nd1729302117給水栓水・浄水場出口水・原水
倉敷市水道事業上水道・倉敷市一部を受水:備南水道企業団・岡山県南部水道企業団・岡山県広域水道企業団—4838362714給水栓水・浄水場出口水・原水
玉野市水道事業上水道・玉野市一部を受水:岡山県南部水道企業団126ndnd8nd給水栓水・原水
岡山県西南水道企業団用水供給全量受水受水する市町村など:笠岡市、浅口市、里庄町—ndndndndnd原水のみ
岡山県南部水道企業団用水供給受水する市町村など:倉敷市、玉野市、岡山市—ndndndndnd浄水場出口水・原水
備南水道企業団用水供給受水する市町村など:倉敷市、早島町—nd11ndndnd浄水場出口水・原水
岡山県広域水道企業団用水供給受水する市町村など:岡山市、倉敷市、津山市、井原市、総社市、高梁市、瀬戸内市、赤磐市、真庭市、和気町、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、吉備中央町ndndndndndnd給水栓水・浄水場出口水
新庄村簡易水道事業簡易水道・新庄村ndndndndndnd給水栓水・原水
西粟倉村簡易水道事業簡易水道・西粟倉村—ndndndndnd原水のみ
井原市中央簡易水道事業簡易水道・井原市———ndndnd—
井原市種花滝簡易水道事業簡易水道・井原市———ndndnd—
井原市川町高原簡易水道事業簡易水道・井原市———ndndnd—
井原市美星簡易水道事業簡易水道・井原市全量受水:受水先 岡山県広域水道企業団———ndndnd—
真庭市中津井簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市北房簡易水道簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市立誠水田簡易水道事業簡易水道・真庭市ndndndndndnd原水のみ
真庭市上山簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市天津簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市土居中島簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市三坂簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市樫西簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市余野簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市樫西上簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市勝山簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市湯原簡易水道事業簡易水道・真庭市ndndndndndnd原水のみ
真庭市美甘簡易水道事業簡易水道・真庭市ndndndndndnd原水のみ
真庭市鉄山簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd—nd原水のみ
真庭市蒜山簡易水道事業簡易水道・真庭市ndndndndnd—原水のみ
真庭市下和簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd——原水のみ
真庭市吉田簡易水道事業簡易水道・真庭市ndndndndnd—原水のみ
真庭市別所簡易水道事業簡易水道・真庭市———nd——原水のみ
久米南町簡易水道事業簡易水道・久米南町——ndndndnd給水栓水・原水
美作市勝田簡易水道事業簡易水道・美作市ndndndndndnd給水栓水・原水
美作市大原簡易水道事業簡易水道・美作市ndndndndndnd給水栓水・原水
美作市東粟倉簡易水道事業簡易水道・美作市ndndndndndnd給水栓水・原水
和気町日笠簡易水道事業簡易水道・和気町全量受水:受水先 岡山県広域水道企業団———————
和気町吉田簡易水道事業簡易水道・和気町nd55619nd—
和気町南部簡易水道事業簡易水道・和気町nd1818142415—
和気町石生簡易水道事業簡易水道・和気町全量受水:受水先 岡山県広域水道企業団———————
和気町西山簡易水道事業簡易水道・和気町———ndnd——
和気町佐伯簡易水道事業簡易水道・和気町—ndndnd—nd—
和気町塩田簡易水道事業簡易水道・和気町—ndndnd—nd—
和気町田土簡易水道事業簡易水道・和気町—ndndnd—nd—

国(国交省・環境省)が公表した、各事業者の年度ごとの最大値です。1つの事業者に複数の水源・浄水場があると、給水区域の中でも系統によって値は違います。測った場所は原則として給水栓(蛇口)ですが、原水(浄水場で処理する前の水)だけを測った事業者もあり、原水の値は水道水の基準の対象ではありません。nd は検出・定量できる下限より低いこと。—は値の報告がないこと。*2025年度は2025年8月末まで。

50超 50 ng/L を超えた年度(測った場所に原水を含む事業者では、原水の値のこともあります) 原水 50 ng/L を超えたが、原水だけで測った事業者

知っておきたいこと

  • 値は吉備中央町の円城浄水場(河平ダムから取水、給水区域は 522 世帯・約 1,000 人)の水で、町の資料の検査結果は 2020年11月 800、2021年10月 1,200、2022年10月 1,400 ng/L です。町が日本水道協会の「令和4年度水道統計調査」に協力するなかで、1,400 ng/L について 2023年10月13日に保健所から町に連絡があって分かり、町は10月17日に公表しました(町の資料)。当時の 50 ng/L は暫定目標値で、検査の義務はありませんでした。
  • 町は2023年10月16日から飲用制限を行い、給水車とペットボトルの水を配りました。緊急の検査の速報値は 1,100〜1,200 ng/L でした。水源の変更、沈殿池・ろ過池の洗浄、活性炭の入れ替え、配水池の洗浄をして、11月22日に飲用制限を解除しました(町の資料・国交省の事例集)。
  • 町は農業用ダムの水と広域水道企業団からの受水で給水し、2026年3月までに企業団からの全量受水のための工事をする予定としていました(事例集、2024年11月時点)。工事が終わったかは今回確かめていません。
  • 原因について、町の公表時の資料は「不明」としています。町は原因究明委員会・健康影響対策委員会などを置き、県が提供する調査結果を町のページに載せ続けています(最新は2026年8月28日公表分)。
  • 住民の血液検査については報道がありますが、町の公表資料の数字を今回確かめられていないため、ここでは載せません。環境省は、検査時点の血液検査の結果だけで個人の健康影響を把握・予測するのは難しいとしています。また同省の「よくある質問」は、吉備中央町が既存の統計で地域の健康指標を比べ、差は見られなかったとされる例として紹介しています。→ 健康への影響と血液検査
  • 岡山市水道局は nd〜30 ng/L(最大は 2023年度)、倉敷市水道事業は 14〜48 ng/L(最大は 2021年度)で、どちらも検査地点は給水栓・浄水場出口・原水(浄水場で処理する前の水)が混ざっています。県内の用水供給4つは、備南水道企業団の 11(2022年度)を除いて nd でした。
  • 県内 64 行のうち 22 行が「原水のみ」(真庭市の簡易水道など)、10 行が「全量受水」の事業者です。専用水道(社宅・病院などの自家用の水道)は、県内で検査した 49 のうち、暫定目標値の超過は確認されていません(2025年8月末まで)。

年表

2020年4月PFOS・PFOA が水道の「水質管理目標設定項目」に。暫定目標値 50 ng/L(検査の義務なし)
2020年11月4日円城浄水場の水で 800 ng/L(町の資料の検査結果)
2021年10月27日1,200 ng/L
2022年10月26日1,400 ng/L(町の資料は「令和4年度水道統計調査」に協力するなかで分かった値としている)
2023年10月13日保健所が町に連絡し、緊急対応の必要を指摘
2023年10月16日飲用制限を開始。給水車・ペットボトルで給水
2023年10月17日町が公表。緊急検査の速報値 1,100〜1,200 ng/L
2023年11月22日水源の変更・活性炭の入れ替えなどのあと、飲用制限を解除
2024・2025年度国の表で nd(2025年度は8月末まで)
2025年7月30日町の「有機フッ素化合物に関する対策検討委員会」第1回
2026年8月28日県提供の調査結果の最新分を町が公表

自分の量に置きかえる

水からとる量
— ng/kg/日
日本の耐容一日摂取量(PFOS・PFOA 各 20 ng/kg 体重/日)に対して
—
EFSA の耐容週間摂取量(4物質合計 4.4 ng/kg 体重/週=1日あたり約 0.63)に対して
—
食品37品目からとる量(農水省の調査の推計 PFOS 0.13+PFOA 0.09=0.22 ng/kg 体重/日。37品目は食べる量で全体の約5割)との比
—

合算の値をそのまま1つの物質として計算しています(実際は PFOS と PFOA に分かれるので、日本の TDI に対する割合はこれより小さくなります)。EFSA の値は PFOA・PFNA・PFHxS・PFOS の4物質の合計に対するもので、水道の値には PFNA・PFHxS は入っていません。物差しによって同じ量の読み方が変わることを示すための計算で、健康への影響を判定するものではありません。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.04(公的機関の資料・論文の原典で確認し、Gemini Notebook に集めて照合)。事業者ごとの値は国の表のとおりで、ウラヨミが並べ替え・集計しました。

このページは、国・自治体などの公的機関が公表した測定値と、基準・評価・論文に書かれている事実を並べたものです。水道水の良し悪しや健康への影響を判定するものではありません。最新の値と対応は、お住まいの地域の水道事業者に確かめてください。

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