サプリメント成分データベース確認日 2026.09.30
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
注意が必要EU の登録簿に表示なし
ヨーロッパや中央アジアに生える多年草。
日本では
- 日本では「医薬品的な効能をうたわない限り医薬品と判断しない」原材料で、いわゆる健康食品として売られている。
- 厚労省は、薬を分解する肝臓の酵素(CYP3A4・CYP1A2)を強めるため、一緒に使う薬の血中濃度が下がり効き目が弱まるおそれがあるとして注意を出している(医薬品・医療用具等安全性情報 No.160)。対象の例は抗HIV薬、ワルファリン、免疫抑制薬(シクロスポリン・タクロリムス)、経口避妊薬、ジゴキシン、テオフィリン、抗てんかん薬、抗不整脈薬。
- 製品に「セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を含む」と書き、薬を使っている人は控えるよう表示することが指導されている。
EU では:健康強調表示の登録簿
EU の登録簿に表示なし
- EU の健康強調表示の登録簿に、この成分の表示は載っていない。EU では植物由来の表示の多く(約2,000件)の審査が保留のままで、それらは登録簿に載らない。
EU では、欧州食品安全機関(EFSA)が根拠を評価し、欧州委員会が認めた表示だけが食品に使えます。不認可は「その表示の根拠が EU の基準で立証されなかった」という意味で、成分が危険という意味ではありません。
米国 NIH のまとめでは
- 軽い〜中くらいのうつには、標準的な抗うつ薬と同じくらい効くという研究がある。それ以外の目的では根拠が足りない。
- さまざまな薬と、命にかかわることもある危険な相互作用を起こすことがはっきり示されている(抗うつ薬、経口避妊薬、シクロスポリン、ワルファリン、一部のスタチンなど)。
このページは、国や公的機関が公開している情報を並べたもので、効果を保証したり良し悪しを判定したりするものではありません。病気の治療中の人、薬を使っている人、妊娠・授乳中の人は、使う前に医師・薬剤師に相談してください。