農薬データベース収穫後の防かび剤(ポストハーベスト)確認日 2026.10.01
ジフェニル(DP)
Biphenyl
イマザリル・チアベンダゾール(TBZ)・オルトフェニルフェノール(OPP)など。売り場での表示が必要。
日本では
- 登録
- 農薬としての登録はない(食品添加物の防かび剤として指定されている)。
- ADI(一日摂取許容量)
- 食品安全委員会の評価書は見当たらない
- 評価
- 食品安全委員会 2026年2月25日
ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。
国の残留農薬検査で(令和6年度)
| 農産物 | 検出/検査 | 検出割合 | 基準値超過 |
|---|---|---|---|
| 国産 | 0 / 138 | 0.0% | 0件 |
| 輸入 | 0 / 117 | 0.0% | 0件 |
検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。
海外の評価では
- WHO の急性毒性の区分
- III(やや危険)・LD50 3280 mg/kg薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
- EU
- EUで非承認EU の ADI:0.038 mg/kg bw/day、ARfD:—
- IARC(発がん性)
- IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)
知っておきたいこと
- 日本では、グレープフルーツ・レモン・オレンジ類に使う防かび剤として「食品添加物」に指定されている(貯蔵・輸送の容器に入れる紙片に染み込ませて使う)。
関連する解説
出典
- FAMIC(農林水産消費安全技術センター)農薬登録情報(2026年9月30日現在)
- 食品安全委員会 ジフェニルの評価書(2026年2月25日)
- 厚生労働省『令和6年度 食品中の残留農薬等検査結果』
- WHO Recommended Classification of Pesticides by Hazard 2019
- EU Pesticides Database(Biphenyl)
最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。
日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。