農薬データベース殺虫剤確認日 2026.10.01

テフルトリン

Tefluthrin

ピレスロイド系日本で登録あり成分は毒物WHO IbEUで承認

除虫菊の成分(ピレトリン)をもとに作られた。神経のナトリウムチャネルにはたらく。

日本では

登録
農薬として登録されている(初めての登録 1993年4月28日)。この成分を含む製剤は 2 種類。
主な適用作物
うめ、かんしょ、さといも、やまのいも、らっかせい、キャベツ など(適用表に出てくる作物名 34 種類)
毒性の区分
成分そのもの:毒物(0.5%劇)
製剤(薄めて売られる商品)2種類の区分:劇物 2
毒物及び劇物取締法による区分。「劇(2%普)」は、成分が2%以下の製剤なら普通物という意味。
ADI(一日摂取許容量)
食品安全委員会の評価書は見当たらない

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
国産22 / 4,7710.5%0件
輸入0 / 1,1590.0%0件

国産で見つかった食品:かぶ類の根、かんしょ、こまつな、だいこん類(ラディッシュを含む)の根、ほうれんそう、レタス(サラダ菜及びちしやを含む)(最大 0.06ppm)

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
Ib(非常に危険)・LD50 c22 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで承認(承認の期限 2027年5月)
EU の ADI:0.005 mg/kg bw/day、ARfD:0.005 mg/kg bw
IARC(発がん性)
IARC の分類リストに該当する項目なし(グループ3を含め、評価されていないか対象外)

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

同じ「ピレスロイド系」の農薬

← 農薬データベースの一覧へ