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水道水の PFAS データベース関東確認日 2026.10.04

栃木県の水道水の PFAS

2020〜2025年度の最大66 ng/L下野市水道事業(2024年度)
2025年度(8月まで)の最大63 ng/L
50 ng/L を超えた年度があった事業者1下野市水道事業
値のある事業者28 / 30

栃木県の水道で、2020〜2025年度(2025年度は8月末まで)の PFOS と PFOA の合算の最大は、下野市水道事業の 66 ng/L(2024年度)です。2025年度も 63 で、県内で暫定目標値(50 ng/L)を超えたのは下野市だけです。2024年11月の国の公表時には下野市の 2024年度の値は 13 で、その後の検査で上がりました。

事業者ごとの値(PFOS+PFOA の合算、ng/L)

事業者2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度*測った場所
宇都宮市水道事業上水道・宇都宮市—1287ndnd浄水場出口水・原水
足利市水道事業上水道・足利市8986614給水栓水・原水
日光市水道事業上水道・日光市—ndndndndnd原水のみ
鹿沼市水道事業上水道・鹿沼市—1212nd79給水栓水のみ
佐野市水道事業上水道・佐野市—137988原水のみ
那須烏山市水道事業上水道・那須烏山市ndndndndnd—給水栓水のみ
小山市水道事業上水道・小山市—13ndnd6nd浄水場出口水・原水
真岡市水道事業上水道・真岡市nd4810152126原水のみ
矢板市水道事業上水道・矢板市nd——ndndnd給水栓水のみ
茂木町水道事業上水道・茂木町—ndndnd6nd給水栓水のみ
大田原市水道事業上水道・大田原市—ndnd5nd—給水栓水・浄水場出口水
壬生町水道事業上水道・壬生町nd15877nd浄水場出口水のみ
那須町水道事業上水道・那須町ndndndndndnd原水のみ
上三川町水道事業上水道・上三川町—2114151015給水栓水のみ
下野市水道事業上水道・下野市——9356663浄水場出口水のみ
那珂川町水道事業上水道・那珂川町——1112811給水栓水・原水
野木町水道事業上水道・野木町5959129給水栓水・浄水場出口水・原水
芳賀中部上水道企業団上水道—9876nd浄水場出口水のみ
那須ハイランド水道事業上水道————ndnd給水栓水のみ
那須塩原市水道事業上水道・那須塩原市—ndndndndnd給水栓水のみ
塩谷町水道事業上水道・塩谷町————nd16原水のみ
栃木市水道事業上水道・栃木市72314151615浄水場出口水のみ
さくら市水道事業上水道・さくら市—76ndndnd給水栓水のみ
高根沢町水道事業上水道・高根沢町————7——
北那須水道用水供給事業用水供給・那須町受水する市町村など:那須塩原市、大田原市—ndndndndnd給水栓水・浄水場出口水・原水
鬼怒水道用水供給事業用水供給受水する市町村など:宇都宮市、真岡市、高根沢町、芳賀中部上水道企業団(益子町・芳賀町)—ndndndndnd給水栓水・浄水場出口水・原水
ヒルタウンさつき野簡易水道事業簡易水道————23——
二社一寺簡易水道事業簡易水道—————nd—
平和郷簡易水道簡易水道—————実施予定—
平和台簡易水道簡易水道—————実施予定—

国(国交省・環境省)が公表した、各事業者の年度ごとの最大値です。1つの事業者に複数の水源・浄水場があると、給水区域の中でも系統によって値は違います。測った場所は原則として給水栓(蛇口)ですが、原水(浄水場で処理する前の水)だけを測った事業者もあり、原水の値は水道水の基準の対象ではありません。nd は検出・定量できる下限より低いこと。—は値の報告がないこと。*2025年度は2025年8月末まで。

50超 50 ng/L を超えた年度(測った場所に原水を含む事業者では、原水の値のこともあります) 原水 50 ng/L を超えたが、原水だけで測った事業者

知っておきたいこと

  • 下野市は、2025年2月に石橋第2配水場(配水区域は上古山・下古山の一部)の水道水で暫定目標値を超える値を確認し、臨時給水所を置くなどの対策をとりました(栃木県の公表)。国の表の 2025年度の値(63)は 8月末までのものです。
  • 国の 2025年12月の公表では、2020年度〜2025年8月末に暫定目標値を超えた全国の 19 事業のうち 18 事業は対策済みで、残る 1 事業は「応急的な対応が実施されており、今年度中に対策が実施される予定」とされていますが、どの事業者かは書かれていません。
  • 下野市のほかに 25 ng/L を超えたのは真岡市で、48(2021年度)、26(2025年度)でした。真岡市は原水(浄水場で処理する前の水)だけで測っています。
  • 栃木市は 7〜23(浄水場出口)、上三川町は 10〜21(給水栓)、宇都宮市は nd〜12 でした。用水供給の北那須・鬼怒は、測った年度(2021〜2025年度)がすべて nd です。
  • 県は、市町・企業局の PFOS・PFOA の検査結果のページへのリンク一覧を出しています。自分の市町の最新の値はそちらで確かめられます。→ 自分の地域の水道水の PFAS はどう調べる?
  • 専用水道(自家用の水道)は 318 の設置者のうち 141 で検査され、4 件で超過が確認されています(国設は 0、2025年8月末まで)。

年表

2022年度国の表で、下野市の年度最大値が初めて載る(9 ng/L)。2023年度は 35。
2024年11・12月宇都宮市が、市内の井戸で地下水の指針値の超過を公表。県と下野市が周辺の地下水調査を始める。
2025年1月29日県と下野市の地下水調査(第1回)で、下野市下古山地内の井戸の指針値超過を公表。
2025年2月下野市が石橋第2配水場の水道水で暫定目標値を超える値を確認。臨時給水所の設置などの対策。
2025年3月第2回の地下水調査で 10 井戸のうち 1 井戸が 59 ng/L。県は第3回の調査を予定。
2025年12月国の表で、下野市の年度最大値は 2024年度 66・2025年度 63(8月末まで)。
2026年4月PFOS と PFOA の合算 50 ng/L が水質基準に。水道事業者は原則おおむね3か月に1回以上の検査が必要に。

川・地下水(環境)の測定

水道水とは別の、川や地下水そのものの測定です。飲み水に使われているとは限りません。

  • 宇都宮市は 2024年11月・12月に、市内の井戸で PFOS・PFOA が地下水の指針値(50 ng/L)を超えたと公表しました。これを受けて県と下野市が下野市内の地下水を調べています(栃木県)。
  • 県と下野市の地下水調査では、2025年1月に下古山地内の井戸で指針値の超過を確認し、第2回の調査では上古山・下古山の 10 井戸のうち 1 井戸で 59 ng/L でした。井戸の利用者には検査の実施などを知らせています。
  • 2025年2月28日には、陸上自衛隊宇都宮駐屯地から、駐屯地内の 1 井戸で 112 ng/L が検出されたとの情報提供があったと県が公表しています。原因について県の資料は触れていません。
  • これらは井戸水(地下水)の測定で、水道の基準とは別の「指針値」との比較です。→ 川や地下水で高い値=水道水も高い?

自分の量に置きかえる

水からとる量
— ng/kg/日
日本の耐容一日摂取量(PFOS・PFOA 各 20 ng/kg 体重/日)に対して
—
EFSA の耐容週間摂取量(4物質合計 4.4 ng/kg 体重/週=1日あたり約 0.63)に対して
—
食品37品目からとる量(農水省の調査の推計 PFOS 0.13+PFOA 0.09=0.22 ng/kg 体重/日。37品目は食べる量で全体の約5割)との比
—

合算の値をそのまま1つの物質として計算しています(実際は PFOS と PFOA に分かれるので、日本の TDI に対する割合はこれより小さくなります)。EFSA の値は PFOA・PFNA・PFHxS・PFOS の4物質の合計に対するもので、水道の値には PFNA・PFHxS は入っていません。物差しによって同じ量の読み方が変わることを示すための計算で、健康への影響を判定するものではありません。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.04(公的機関の資料・論文の原典で確認し、Gemini Notebook に集めて照合)。事業者ごとの値は国の表のとおりで、ウラヨミが並べ替え・集計しました。

このページは、国・自治体などの公的機関が公表した測定値と、基準・評価・論文に書かれている事実を並べたものです。水道水の良し悪しや健康への影響を判定するものではありません。最新の値と対応は、お住まいの地域の水道事業者に確かめてください。

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