添加物データベース色をつける確認日 2026.09.27

銅葉緑素(銅クロロフィル・銅クロロフィリンNa)

添加物海外と表示ルールが違うこのサイトの2商品に使用
用途
緑に色をつける
表示の例
着色料(銅葉緑素)、着色料(銅クロロフィル)、着色料(銅クロロフィリンNa)
選ぶと、商品ページで原材料名と照合して印を付けます(ほかの項目も選ぶ)。

日本では

  • 「銅葉緑素」は、指定添加物の銅クロロフィル(指定添加物リスト276番)と銅クロロフィリンナトリウム(275番)の両方に使える簡略名(消費者庁「別添 添加物」の簡略名の一覧)。このため「着色料(銅葉緑素)」とだけ書かれていると、どちらを使ったかはラベルからはわからない。
  • 着色料なので「着色料(銅葉緑素)」のように用途名を並べて書く。
  • どちらにも使用基準があり、使える食品はこんぶ・野菜や果実の貯蔵品・チューインガム・魚肉ねり製品・生菓子・チョコレート・みつ豆の寒天など(銅クロロフィリンナトリウムはシロップ・あめ類も)に限られ、銅としての上限量が決められている。チューインガムの上限は、どちらも銅として0.050g/kg(食品、添加物等の規格基準)。
  • このサイトのロッテ グリーンガムでは「着色料(銅葉緑素)」と書かれている。

海外の厳しい基準では

区分:海外と表示ルールが違う

  • EU では「クロロフィル及びクロロフィリンの銅錯体」として E141 の番号がついた着色料で、クロロフィルの銅錯体が E141(i)、クロロフィリンの銅錯体が E141(ii) に分けられている(EU 規則 1333/2008 附属書II)。
  • EU の表示は「Colour」の後に個別の名前か E 番号を書く決まり(EU 規則 1169/2011 附属書VII Part C)。

実際の摂取量調査と調理・下ごしらえでの変化

  • マーケットバスケット方式による一日摂取量調査(厚生労働省・消費者庁・国立医薬品食品衛生研究所 NIHS):スーパー等で売られている加工食品を買い集め、年齢層別の平均的な食事量にもとづいて、年度ごとに選んだ添加物を化学分析で実測する国の調査です。これまでに調べた保存料・甘味料・酸化防止剤・発色剤などの推定摂取量は ADI(一日摂取許容量)を下回り、多くは対 ADI 比 0.1〜数%程度でした(総リン酸塩など十数%の品目もあります。すべての添加物が対象ではありません)。
  • 家庭での下ごしらえ・調理による変化(『食品衛生学雑誌』等の報告):水溶性の添加物(ソルビン酸K、亜硝酸Na、リン酸塩など)は、ハム・ソーセージ・ベーコン・かまぼこ・中華麺などを薄切りや切れ目を入れてさっと湯通し(ボイル・ゆでこぼし)することで、お湯の中へ一部が溶け出して減ることが食品衛生学の実験で報告されています。また、輸入かんきつ類の防かび剤(OPP・TBZ・イマザリル)は主に果皮の表面にとどまるため、皮をむいて果肉を食べる場合は摂取量を大きく抑えられます。

このサイトで銅葉緑素(銅クロロフィル・銅クロロフィリンNa)を使っている商品

商品ラベルの書き方役割
ロッテ ACUO〈クリアブルーミント〉ファミリーボトルロッテ着色料(クチナシ、銅葉緑素)色
ロッテ グリーンガム(9枚)ロッテ着色料(銅葉緑素)色(緑)

よくある質問

銅葉緑素(銅クロロフィル・銅クロロフィリンNa)とは何ですか?どのような役割がありますか?
用途は「緑に色をつける」(表示例:着色料(銅葉緑素)、着色料(銅クロロフィル)、着色料(銅クロロフィリンNa))です。「銅葉緑素」は、指定添加物の銅クロロフィル(指定添加物リスト276番)と銅クロロフィリンナトリウム(275番)の両方に使える簡略名(消費者庁「別添 添加物」の簡略名の一覧)。このため「着色料(銅葉緑素)」とだけ書かれていると、どちらを使ったかはラベルからはわからない。 着色料なので「着色料(銅葉緑素)」のように用途名を並べて書く。
銅葉緑素(銅クロロフィル・銅クロロフィリンNa)のEUなど海外の厳しい基準での扱いは?
区分は「海外と表示ルールが違う」です。EU では「クロロフィル及びクロロフィリンの銅錯体」として E141 の番号がついた着色料で、クロロフィルの銅錯体が E141(i)、クロロフィリンの銅錯体が E141(ii) に分けられている(EU 規則 1333/2008 附属書II)。 EU の表示は「Colour」の後に個別の名前か E 番号を書く決まり(EU 規則 1169/2011 附属書VII Part C)。
日本人の銅葉緑素(銅クロロフィル・銅クロロフィリンNa)の実際の摂取量や、家庭の下ごしらえでの変化は?
厚生労働省・消費者庁・国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)のマーケットバスケット方式による一日摂取量調査は、市販の加工食品を買い集めて年度ごとに選んだ添加物を測る調査です。これまでに調べた品目の推定摂取量は ADI(一日摂取許容量)を下回り、多くは対 ADI 比で数%以下でした(総リン酸塩のように十数%のものもあります)。調査の対象になっていない添加物もあるため、品目ごとの値は各年度の報告書で確かめてください。また、水溶性の保存料・発色剤・リン酸塩などは薄切りや湯通し(ゆでこぼし)で一部がお湯に溶け出し、果皮表面の防かび剤は皮をむくと減らせることが報告されています。

出典

最終確認日 2026.09.27(Gemini Notebook に一次資料を集めて全項目を照合)。規制は変わることがあります。

区分は安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。このページは、法令・公的機関の評価に書かれている事実を並べたものです。

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