添加物データベース色をつける確認日 2026.09.27
ベニコウジ色素(紅麹色素)
添加物EUなどで使用不可このサイトの16商品に使用
- 用途
- 赤く色をつける
- 表示の例
- ベニコウジ色素、紅麹色素、着色料(紅麹)
選ぶと、商品ページで原材料名と照合して印を付けます(ほかの項目も選ぶ)。
日本では
- 既存添加物(既存添加物名簿 262番)。ベニコウジカビの培養液から得られ、主成分はアンカフラビンとモナスコルブリン。黄色の「ベニコウジ黄色素」(261番)は別の品目。
- 名前に「色素」の文字が入っているので、用途名「着色料」を省いて書ける。このサイトでは、カップめん・鍋の素・グラノーラなどの原材料名に出てくる。
海外の厳しい基準では
区分:EUなどで使用不可
- EU では食品添加物の一覧(EU 規則 1333/2008 の付属書 II)に載っておらず、着色料としての使用は認められていない(EU 理事会文書 ST-6089-2022)。
実際の摂取量調査と調理・下ごしらえでの変化
- マーケットバスケット方式による一日摂取量調査(厚生労働省・消費者庁・国立医薬品食品衛生研究所 NIHS):スーパー等で売られている加工食品を買い集め、年齢層別の平均的な食事量にもとづいて、年度ごとに選んだ添加物を化学分析で実測する国の調査です。これまでに調べた保存料・甘味料・酸化防止剤・発色剤などの推定摂取量は ADI(一日摂取許容量)を下回り、多くは対 ADI 比 0.1〜数%程度でした(総リン酸塩など十数%の品目もあります。すべての添加物が対象ではありません)。
- 家庭での下ごしらえ・調理による変化(『食品衛生学雑誌』等の報告):水溶性の添加物(ソルビン酸K、亜硝酸Na、リン酸塩など)は、ハム・ソーセージ・ベーコン・かまぼこ・中華麺などを薄切りや切れ目を入れてさっと湯通し(ボイル・ゆでこぼし)することで、お湯の中へ一部が溶け出して減ることが食品衛生学の実験で報告されています。また、輸入かんきつ類の防かび剤(OPP・TBZ・イマザリル)は主に果皮の表面にとどまるため、皮をむいて果肉を食べる場合は摂取量を大きく抑えられます。
このサイトでベニコウジ色素(紅麹色素)を使っている商品
| 商品 | ラベルの書き方 | 役割 |
|---|---|---|
| 日清の最強どん兵衛 きつねうどん日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| マルちゃん ごつ盛り 天ぷらそば東洋水産 | ベニコウジ色素 | 色 |
| マルちゃん 緑のたぬき天そば(東)東洋水産 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 永谷園 カップ入り さけ茶づけ 28.2g永谷園 | 紅麹色素 | 色 |
| 日清 あっさりおいしいカップヌードル シーフード日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清のどん兵衛 肉うどん日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清のどん兵衛 天ぷらそば[東]日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清のどん兵衛 特盛きつねうどん[西]日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清シスコ ごろグラ いちごづくし 320g日清シスコ | ベニコウジ色素 | 色 |
| エバラ キムチ鍋の素 300mlエバラ食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清 カップヌードル シーフードヌードル日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 丸美屋 混ぜ込みわかめ 鮭 29g丸美屋 | 着色料(紅麹、カロチノイド) | 色(鮭の色) |
| マルちゃん 赤いきつねうどん(東)東洋水産 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清のどん兵衛 きつねうどん[西]日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
| 日清麺職人 醤油日清食品 | ベニコウジ色素 | 色 |
関連する読みもの・データベース
よくある質問
- ベニコウジ色素(紅麹色素)とは何ですか?どのような役割がありますか?
- 用途は「赤く色をつける」(表示例:ベニコウジ色素、紅麹色素、着色料(紅麹))です。既存添加物(既存添加物名簿 262番)。ベニコウジカビの培養液から得られ、主成分はアンカフラビンとモナスコルブリン。黄色の「ベニコウジ黄色素」(261番)は別の品目。 名前に「色素」の文字が入っているので、用途名「着色料」を省いて書ける。このサイトでは、カップめん・鍋の素・グラノーラなどの原材料名に出てくる。
- ベニコウジ色素(紅麹色素)のEUなど海外の厳しい基準での扱いは?
- 区分は「EUなどで使用不可」です。EU では食品添加物の一覧(EU 規則 1333/2008 の付属書 II)に載っておらず、着色料としての使用は認められていない(EU 理事会文書 ST-6089-2022)。
- 日本人のベニコウジ色素(紅麹色素)の実際の摂取量や、家庭の下ごしらえでの変化は?
- 厚生労働省・消費者庁・国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)のマーケットバスケット方式による一日摂取量調査は、市販の加工食品を買い集めて年度ごとに選んだ添加物を測る調査です。これまでに調べた品目の推定摂取量は ADI(一日摂取許容量)を下回り、多くは対 ADI 比で数%以下でした(総リン酸塩のように十数%のものもあります)。調査の対象になっていない添加物もあるため、品目ごとの値は各年度の報告書で確かめてください。また、水溶性の保存料・発色剤・リン酸塩などは薄切りや湯通し(ゆでこぼし)で一部がお湯に溶け出し、果皮表面の防かび剤は皮をむくと減らせることが報告されています。
出典
- 食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)
- マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量調査|厚生労働省
- 食品安全情報(化学物質)|国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)安全情報部
- 食品衛生学雑誌(J-STAGE)|公益社団法人日本食品衛生学会
- EU 規則 1333/2008(EUR-Lex)
最終確認日 2026.09.27(Gemini Notebook に一次資料を集めて全項目を照合)。規制は変わることがあります。
区分は安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。このページは、法令・公的機関の評価に書かれている事実を並べたものです。