テフロン(フッ素樹脂)加工のフライパンに害はある? 歴史・種類・PFAS 規制の移り変わり、空焚きと食品への移行、代わりの素材の選び方

PR この記事には、楽天市場・Amazon・A8.netのアフィリエイト広告のリンク(「楽天市場で見る」など)を含みます。書いている内容は、広告の有無と関係なく、公的機関の資料と論文をもとにしています。「Yahoo!ショッピングで見る」も、アフィリエイト広告のリンクです。
焦げつかずに卵が焼けて、洗うのも楽なフッ素樹脂加工(いわゆる「テフロン加工」)のフライパン。いちばん身近な調理器具のひとつです。
一方で、「空焚きすると有毒なガスが出る」「はがれたコーティングを食べてしまう」「PFAS(有機フッ素化合物)が問題になっている」という話もよく聞きます。
この記事では、
- テフロンとは何か、いつどうやって生まれたのか
- フライパンのコーティングはどう始まり、どんな種類があるのか
- 製造に使われていた PFOA の問題と、規制の移り変わり。いまのフッ素樹脂加工はどういうものか
- 長く使うと、空焚きすると、食べものに移ると、体にどんな影響があるのか
- 「体に問題がないと証明された」製品はあるのか
- 代わりになる素材と、それぞれの注意点
を、公的機関の資料と論文で確かめます。アルミ鍋・アルミホイルについては アルミ製品と食品の記事 にまとめています。
結論
- 「テフロン」は商標で、物質の名前は PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)です。日本の法律で決まった表示は「ふっ素樹脂塗膜加工」。「ダイヤモンドコート」「マーブルコート」も、確かめた国内の商品では表示が「ふっ素樹脂塗膜加工」でした
- PTFE そのものは、日米欧のどこでも食品に触れる用途に認められています。はがれた破片を飲み込んでも体に吸収されず、そのまま出ていくとされています(ドイツ連邦リスク評価研究所 BfR、米国 FDA、食品安全委員会)。ただし、人が長く食べ続けたときのデータはありません
- 問題は「熱」です。PTFE の使用温度の上限は 260℃で、360℃を超えると有毒な蒸気が出ます。空のフライパンを強火にかけると、数分でその温度に届きます。日本でも、空焚きや火のかけっぱなしでポリマーフューム熱(インフルエンザに似た症状)になった症例が3件報告されています。インコなどの鳥は、人よりずっと低い温度で死にます
- 製造に使われていた PFOA は、別の物質です。国内のフッ素樹脂メーカーは2013年末までに使用をやめ、2021年からは法律で製造・輸入が原則禁止されています。いまの国内品で「PFOA フリー」は当たり前の状態です。ただし PTFE そのものも、国際的な定義では PFAS の一種で、「PFOA フリー」は「PFAS フリー」と同じ意味ではありません
- 食べものに移る量は、PFOA を使っていた時代の製品と、いまの製品で結果がちがいます。ドイツの2024年の検査では、フライパン5枚すべてで調べた PFAS が検出されませんでした。傷ついたコーティングからマイクロプラスチックが出るという研究はありますが、食べたときに体にどう影響するかは分かっていません
- 「体に問題がないと証明された」フッ素樹脂加工の製品は、ありません。安全を「証明」する制度がないためです。確かめられるのは、法律の規格に合っていること、表示、メーカーの取扱説明書までです
- 代わりの素材にも、それぞれ溶け出すものがあります(鉄は鉄、ステンレスはニッケルとクロム、セラミックコートはチタンやケイ素の粒子)。どれかが「安全」というより、料理と使い方で選ぶものです
この記事で紹介しているもの
| 紹介しているもの | どんなときに | 記事の中の場所 |
|---|---|---|
| WMF フュージョンテック ミネラル フライパン | フッ素樹脂を使わず、長い保証の付いたフライパンにしたいとき | WMF のシラルガンとフュージョンテック |
| グリーンパン(セラミックコートのフライパン) | 焦げつきにくさは残して、フッ素樹脂以外のコーティングにしたいとき | セラミックコート |
| リバーライト 極 JAPAN(鉄のフライパン) | コーティングのない鉄で、さびにくいフライパンを探すとき | 鉄 |
| ロッジのスキレット(鋳鉄) | 厚い鉄で焼く・オーブンにも入れたいとき | 鉄 |
| ビタクラフト プロ(5層ステンレス) | コーティングがはがれる心配のないフライパンにしたいとき | ステンレス |
| ストウブ(ツヴィリング公式) | 煮込み用に、鋳物ホーローの鍋を探すとき | ホーロー |
テフロンとは
テフロン(Teflon™)は、米国の化学会社ケマーズ(Chemours)の商標です。もとはデュポン社の商標で、2015年7月1日にケマーズがデュポンから分かれたときに移りました。日本では、三井化学とケマーズが半分ずつ出資する三井・ケマーズ フロロプロダクツが、ライセンスを受けて作っています。
物質の名前は PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)。炭素とフッ素だけでできた鎖(–CF₂–CF₂–)がとても長くつながったもので、炭素とフッ素の結合は有機化学でいちばん強い結合のひとつです。そのため、
- 熱に強い(使用温度の上限は 260℃、融点は 327℃)
- 薬品に強く、ほとんど何とも反応しない
- 水も油もはじき、ものがくっつかない
- すべりがよい
という性質があります(日本弗素樹脂工業会、食品安全委員会のファクトシート)。フライパン1枚に使われる PTFE は、ふつう3g ほどです。フッ素樹脂には PFA・FEP などの仲間もあり、調理器具に使われるのは主に PTFE と PFA です。
日本の表示は「ふっ素樹脂塗膜加工」
「テフロン加工」は商品名からきた呼び方で、法律の用語ではありません。家庭用品品質表示法にもとづく表示のルール(雑貨工業品品質表示規程の「鍋」)では、フッ素樹脂を塗って焼き付けた加工は「ふっ素樹脂塗膜加工」と書くことになっています。
同じルールで決まっている表面加工の言葉は「アルマイト」「ニッケルめっき」「錫めっき」「銀めっき」「ふっ素樹脂塗膜加工」「焼付け塗装」「ほうろう」だけで、「セラミック」「ダイヤモンド」「チタン」「マーブル」という言葉はありません。商品名ではなく、この表示の欄を見ると中身が分かります。
テフロンの歴史
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1938年4月6日 | デュポン社のロイ・プランケット博士が、冷蔵庫の冷媒(フロン)を研究する途中で、ボンベに入れて冷やしておいたテトラフルオロエチレンが白い蝋のような固まりになっているのを見つける(偶然の発見) |
| 1941年2月4日 | 米国で特許が成立 |
| 1940年代前半 | 原子爆弾の開発(マンハッタン計画)で、ウランの濃縮に使うフッ素ガスに耐える材料として使われる |
| 1945〜1946年 | 「TEFLON」を商標として出願(1945年2月)、登録(1946年1月)。米国特許商標庁の記録 |
| 1947年 | テフロン塗料(コーティング剤)の販売が始まる |
「テフロンはアポロ計画のために作られた」という話がありますが、これは俗説です。NASA 自身が「テフロンは1938年にデュポンが発明した。NASA が熱よけ・宇宙服・貨物室の内張りに使ったことで知名度が上がった」と説明しています。
フライパンのコーティングの始まり
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1954年 | フランスのマルク・グレゴワールが、釣り具に使っていた PTFE を、妻の提案で鍋に付ける方法を考えたとされる |
| 1956年 | グレゴワールがティファール(Tefal=TEFlon と ALuminium から)を創業 |
| 1961年 | 米国で最初のテフロン加工フライパン「The Happy Pan」が売り出される。ティファールも米国への輸出を始める |
| 1963年 | 日本でデュポンと日東化学工業の合弁会社(いまの三井・ケマーズ フロロプロダクツ)ができ、テフロンの販売を始める |
| 1965年 | 静岡県の清水工場が動き出し、テフロンの国内生産が始まる |
日本で最初にフッ素樹脂加工のフライパンを売り出したメーカーと年は、今回の調査では資料で確かめられませんでした。
コーティングの種類
いま売られている「焦げつきにくいフライパン」は、大きく分けると次のとおりです。
| 種類 | 中身 | 日本の表示の例 | PFAS を含むか |
|---|---|---|---|
| フッ素樹脂加工(テフロン加工) | PTFE などを下塗り・中塗り・上塗りと何層かに塗って焼き付けたもの | ふっ素樹脂塗膜加工 | 含む(PTFE は国際的な定義で PFAS) |
| ダイヤモンドコート | フッ素樹脂に人工ダイヤモンドの粒子を混ぜたもの(アイリスオーヤマ) | ふっ素樹脂塗膜加工 | 含む |
| マーブル・ストーンコート | フッ素樹脂に石の粉などを混ぜたもの(カインズ・アイリスオーヤマ) | ふっ素樹脂塗膜加工 | 含む |
| チタンコート | ティファールは上塗りにチタンの粒子を混ぜた PTFE と説明 | 日本の商品の表示は確認できず | PTFE 系なら含む |
| セラミックコート | 砂(ケイ素)からできた液を吹き付けて焼き固めたもの(ゾルゲル法。グリーンパンなど) | 法律の言葉に「セラミック」はない。「焼付け塗装」と書く例がある | メーカーは「使っていない」と説明。製品ごとに確認が必要 |
| ガラス質を鋼に融合(WMF フュージョンテック、シリット シラルガン) | 天然の鉱石を溶かしたガラス質の層を鋼板に焼き付けたもの | 焼付け塗装(ガラス、セラミック融合被覆) | メーカーの説明に PTFE はない |
| ほうろう(ホーロー) | 鉄などにガラス質のうわぐすりを焼き付けたもの | ほうろう | 含まない |
| 窒化処理の鉄(リバーライト「極」) | コーティングではなく、鉄の表面をガスで窒化させてさびにくくしたもの | (鉄) | 含まない |
「ダイヤモンド」「マーブル」「ストーン」という名前でも、確かめた商品はどれもフッ素樹脂加工でした。名前から「フッ素樹脂ではない」と受け取るのは誤りです。

PFOA の問題と、規制の移り変わり
PFOA は「コーティングそのもの」ではなく「作るときの助剤」
フッ素樹脂を作るとき、原料を水の中で細かく分散させて重合させるための助剤(乳化剤)として、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)が使われていました。PFOA は PTFE とは別の物質で、水に溶けて体にたまりやすく、環境の中でほとんど分解されません。
米国の工場の汚染と訴訟
- デュポン社のウェストバージニア州の工場から、1950年代から PFOA が周りの川や水道に出ていました。住民の集団訴訟の和解でつくられた疫学者の委員会(C8 Science Panel)は、2011〜2012年に、PFOA と6つの病気(妊娠高血圧症、精巣がん、腎臓がん、甲状腺の病気、潰瘍性大腸炎、高コレステロール)の間に「関連がある可能性が高い」と報告しました
- 2005年、米国環境保護庁(EPA)は、PFOA の危険性の情報を報告しなかったとして、デュポン社と合計1,650万ドルで和解しました。当時 EPA が得た最大の制裁金でした
業界の自主的な廃止から、国際条約・法律の禁止へ
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2006年 | EPA が「PFOA スチュワードシップ・プログラム」を始める。日本のダイキン工業・旭硝子を含む8社が、2015年までに PFOA の排出と製品への残留をなくすことを約束(2015年に全社が「達成した」と報告) |
| 2012年10月 | ダイキン工業 淀川製作所(大阪府摂津市)が PFOA の使用をやめる |
| 2013年末 | 国内のフッ素樹脂メーカー3社(旭硝子・ダイキン工業・三井・デュポンフロロケミカル)が、フッ素樹脂製品での PFOA の使用をやめる(日本弗素樹脂工業会) |
| 2019年 | ストックホルム条約(残留性有機汚染物質の条約)で PFOA を廃絶の対象に |
| 2020年 | EU で PFOA の製造・使用の制限が始まる |
| 2021年 | 日本の化審法で PFOA を第一種特定化学物質に(製造・輸入を原則禁止) |
| 2023年 | 国際がん研究機関(IARC)が PFOA を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」に分類(PFOS は「可能性がある(グループ2B)」) |
| 2024年6月 | 食品安全委員会が、PFOS・PFOA の耐容一日摂取量(TDI)を各 20ng/kg 体重/日と決める |
| 2026年4月 | 日本の水道で、PFOS と PFOA の合計 50ng/L が水質基準になる(それまでは暫定目標値) |
なお、PTFE そのものは IARC で「グループ3(ヒトへの発がん性を分類できない)」です(1987年の評価)。
PFOA の代わりの助剤:GenX と ADONA
PFOA の代わりには、GenX(炭素6個の HFPO-DA。ケマーズ社)や ADONA(3M 社)などの別の助剤が使われるようになりました。EPA は GenX について、PFOA ほど体にはたまらないものの、環境の中では同じくらい残り、移動しやすいとしています。2021年の評価では、動物試験で肝臓・腎臓・免疫・子の発達への影響が見られました。EU の食品安全機関(EFSA)は ADONA を、280℃以上で10分以上焼き固めるフッ素樹脂に使う条件で「安全上の懸念はない」と評価しています(2011年)。
いまのフッ素樹脂加工はどういうもの?
- PFOA は、国内のメーカーは2013年末までに使うのをやめ、2021年からは法律で原則禁止です。環境省も「フッ素コート剤の製造過程での使用は全廃されている」と説明しています。いまの国内品で「PFOA フリー」「PFOA 不使用」は、特別なことではありません
- 一方で、PTFE そのものも PFAS の一種です。経済協力開発機構(OECD)が2021年に整理した定義では、完全にフッ素化された炭素(–CF₂– など)を1つでも含む物質は PFAS に入るため、PTFE も含まれます
- 業界側は「フッ素樹脂は水に溶けず体に入らない『低懸念ポリマー』で、ほかの PFAS と分けて扱うべき」と主張しています(論文の著者はケマーズ社・W.L. ゴア社など業界の所属)。反対に「製造・使用・廃棄の各段階で PFAS が環境に出るので、低懸念とは言えない」とする論文もあります。「PTFE を食べたときの毒性」と「作るとき・捨てるときに環境に出る PFAS」は、分けて考える必要があります
- 日本には「PFOA フリー」「PFAS フリー」の表示を定めたルールは見当たりませんでした。米国カリフォルニア州は、PFAS を含む調理器具に「〇〇フリー」とうたうことを制限しています
海外の規制はいま
| 国・地域 | 調理器具の扱い |
|---|---|
| EU | 5か国が2023年に PFAS を広く制限する案を出し、2025年8月に更新案が出ました。食品包装の専門ニュース(Food Packaging Forum)によると、一般向けのノンスティック調理器具は「代わりのものがある」として制限の対象とされています。2026年3月に専門委員会が意見の案を出し、最終的な意見は2026年末の予定です |
| フランス | 2025年2月に PFAS を制限する法律ができ、2026年1月から化粧品・スキーワックス・衣料などで禁止。調理器具は、審議の途中で対象から外されました(ティファールの親会社 SEB の従業員のデモなどがあったと報道されています)。「安全と判断された」わけではありません |
| 米国ミネソタ州 | 2025年1月から、PFAS を意図的に加えた調理器具の販売を禁止 |
| 米国メイン州 | 2026年1月から、PFAS を意図的に加えた調理器具の販売を禁止 |
| 米国カリフォルニア州 | 2024年1月から、調理器具に含まれる PFAS などをラベルに表示。禁止を広げる法案は、2025年10月に知事が拒否 |
| 日本 | フッ素樹脂加工の調理器具そのものを制限する決まりはありません |
害はあるのか:論点ごとに
| 論点 | 分かっていること | 分かっていないこと |
|---|---|---|
| PTFE そのもの | 日米欧で食品に触れる用途に認められている。破片を飲み込んでも吸収されないとされる。マウスに4週間食べさせた試験で毒性なし | 人が長く食べ続けたときのデータ。ごく小さな粒子(ナノサイズ)の体内での動き |
| 空焚き・過熱 | 360℃を超えると有毒な蒸気。空のフライパンは数分でその温度に届く。日本でもポリマーフューム熱の症例 | 日本の家庭で実際にどれくらい起きているか(統計がない) |
| 鳥 | インコは人やラットよりずっと低い温度(280℃)で死ぬ | 安全な距離や温度の目安 |
| 食べものへの移行 | 廃止前の製品では微量の PFOA が出た。いまの製品はドイツの検査で不検出。傷からマイクロプラスチックが出る | 食べたマイクロプラスチックの体への影響。新しい助剤の移行量 |
| 長く使い続けたとき | 使っている人の血液・母乳の PFAS が多いという研究と、少ないという研究がある | 使い続けて病気が増えるかを調べた研究はない |

PTFE そのもの:体に吸収されないとされる
- 米国:連邦規則(21 CFR 177.1550)で食品に触れる用途に認められています。コーティングは、水・アルコール・油の代わりの液で煮出したときに溶け出す量の上限が決まっています
- EU:食品に触れるプラスチックの規則(10/2011)の許可リストに、PTFE の原料のテトラフルオロエチレンが載っています
- 日本:食品衛生法の器具・容器包装のポジティブリスト(使ってよい物質の一覧)に「フッ素置換エチレン類を主なモノマーとする重合体」として載っています
はがれた破片について、ドイツの BfR は「PTFE は反応しないので消化されず、そのまま体の外へ出る。健康上問題ない」、米国 FDA は「重合した大きな分子の PFAS は、食べても体に吸収されない」としています(食品安全委員会のファクトシートも同じ内容)。マウスに PTFE の小さな粒子を4週間食べさせた試験では毒性が見られず、血液からも粒子は見つかりませんでした(Lee 2022)。
ただし、人が長い間食べ続けたときのデータはありません。試験管の中で人の腸の細胞に高い濃度の PTFE 粒子をかけると、酸化ストレスや炎症の反応が出たという研究もあります(実際に食べる量との関係は分かっていません)。
空焚きすると何が出る?
フッ素樹脂加工がいちばん問題になるのは、空焚き・過熱です。
- 日本弗素樹脂工業会によると、ふつうの調理では器具は 150〜190℃ほどで、PTFE の使用温度の上限は 260℃です。温度調整のないガス器具で空焚きすると、中火で3〜4分、強火で約2分でフッ素樹脂の融点(327℃)に届くとされています
- ドイツの BfR は「360℃を超えると有毒な蒸気が出る。煙が出なくても有毒な物質が空気中に出る」として、空のまま3分以上加熱しないよう勧めています。韓国の食品医薬品安全処も「空のまま2分加熱すると 380〜390℃になる」と注意しています
- 温度が上がるにつれて、まず非常に細かい粒子(超微粒子)、さらに高温でテトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ペルフルオロイソブテン(PFIB)、フッ化カルボニルなど、毒性の強いものが出ます(Waritz 1975。デュポン社の研究者の論文)
日本の家庭用ガスこんろには、鍋底が約 250℃になると火を弱めたり消したりする「調理油過熱防止装置」があります。2008年10月から、家庭用ガスこんろのすべての口に付けることが義務になりました(経済産業省、NITE)。PTFE の使用上限に近い温度で止まるしくみですが、古いこんろ・カセットこんろ・業務用のこんろには付いていないことがあり、鍋底がへこんでいると働かないこともあります。
ポリマーフューム熱:日本でも症例がある
過熱したフッ素樹脂の煙を吸うと、ポリマーフューム熱(俗に「テフロン・フルー」)になることがあります。寒気・発熱・せき・息苦しさなど、インフルエンザに似た症状で、多くは1〜2日で自然に治まります(Greenberg 2015 のレビュー)。
日本の医学雑誌には、家庭での症例が3件報告されています。
| 報告 | どんなとき | 経過 |
|---|---|---|
| 2006年(半田市立病院) | 30歳男性。フッ素樹脂加工の鍋で、水が蒸発しきったあとの煙を吸った | 間質性肺炎の像。特別な治療なしに数日で回復 |
| 2006年(東邦大学) | 59歳男性。そばを作る途中で寝てしまい、フライパンを火にかけたまま約4時間 | 肺水腫。酸素と薬ですぐに改善 |
| 2012年(練馬光が丘病院) | 29歳男性。フッ素樹脂加工の鍋からの蒸気を大量に吸った | 両方の肺に影。入院2日で大きく改善 |
米国の中毒センターは、2023年にポリマーフューム熱の疑いを260件あまり記録したと報道されています(すべてがフライパンによるものではありません。元の統計は確認できませんでした)。死亡例は、台湾の工場で PTFE を加熱する作業をしていた人の報告があります。家庭の調理での死亡例は、論文では見つかりませんでした。
フッ素樹脂のスプレーや粉が手についたままたばこを吸うと、たばこの火で樹脂が分解されて発症することも知られています。
鳥を飼っている家庭は特に注意
鳥は呼吸のしくみ(気嚢)のため、空気中の毒に人よりずっと弱い動物です。
- デュポン社の試験では、PTFE 加工のフライパンを加熱した煙に4時間さらしたとき、インコは 280℃、ウズラは 330℃で死にました(ラットは 425〜450℃)
- 誤って過熱したフライパンの煙で、オカメインコ5羽が30分以内に死に、飼い主もポリマーフューム熱になった例があります(1975年)
- 保温ランプの電球に PTFE が塗られていて、ヒナの8〜9割が死んだという大学の飼育施設の報告もあります(2012年)
テフロンの商標を持つケマーズ社も、鳥を台所に入れない、加熱中の鍋から離れない、強火で空のまま予熱しない、換気するよう勧めています。
調理中に食べものへ移る?
はがれた破片は、上に書いたとおり、吸収されずに出ていくとされています。
マイクロプラスチックについては、オーストラリアの大学の研究で、傷ついたフッ素樹脂のコーティングから、調理の過程で数千〜数百万個の粒子が出うると推定されました(Luo 2022)。「傷1本で約9,100個」という数字は大学の発表資料のもので、食べものに入った数を測ったものではありません。英国などの研究では、プラスチックやフッ素樹脂の調理器具を使うと、食べものの中の粒子が増え、毎日1食作ると年に約2,400〜5,000個と見積もられました(Cole 2024)。食べたこれらの粒子が体にどう影響するかは分かっていません。マイクロプラスチック全体については マイクロプラスチックのデータベース にまとめています。
PFOA などの PFAS が移るかは、時代で結果がちがいます。
| 調査 | 対象 | 結果 |
|---|---|---|
| 米国 FDA(2005年) | PFOA を使っていた時代の調理器具 | ごく微量(µg/kg 単位)の PFOA が残っていた |
| 米国の大学(2007年) | 同じ時代の市販のフライパン4ブランド | ふつうの調理温度(表面 179〜233℃)で、1枚あたり 7〜337ng の PFOA が空気中に出た。使うたびに減ったブランドと、減らなかったブランドがあった |
| 英国の政府の研究所(2007年) | 26製品 | 250℃・30分の加熱後も、フッ素化合物の放出は見つからなかった |
| ドイツ(2015年) | 「PFOA フリー」のフライパン | ふつうの使い方(230℃未満)で、PFOA などが1時間あたり計 4.75ng 空気中に出た。空焚き(370℃)では最大 12,190ng と大きく増えた |
| 韓国の国の機関(2018年) | フライパン・製菓器具・耐油紙など312検体 | 食べものの代わりの液への移行を調べ、「安全」と判断 |
| トルコ(2022年) | 市販の35製品 | 6製品で PFOA を検出。温度が高いほど多く、使うたびに減った |
| ドイツの大学(2024年) | 調理器具18製品(250℃で加熱して測定) | フライパン5枚はすべて、調べた PFAS が検出されなかった。天板1枚とベーキングマット1枚では検出 |
PFOA が「検出されなかった」とする2005年の測定もありますが、これはデュポン社の研究者によるものです。
何年も使い続けたら?
フッ素樹脂加工の調理器具を使い続けて病気が増えるかを調べた研究は、見つかりませんでした。見つかったのは、使っている人の血液や母乳の PFAS の量を比べた研究で、結果はそろっていません。
- 韓国の子ども、韓国・ヨルダンの母乳、マレーシアの成人では、ノンスティックの調理器具を使う人で一部の PFAS が多かった
- 一方、韓国の全国調査(成人約1,900人)では、「ひどく傷んだテフロン器具」を使う人のほうが、血液の PFOA が少なかった
どれも、使い方を本人に聞いた調査で、製品が PFOA を使っていた時代のものかどうかは分かりません。
食事や水からとる PFAS と比べると
日本人が食べものからとっている PFOA は、1日・体重1kgあたり 0.066〜0.75ng と推定されています。食品安全委員会が決めた TDI(20ng)よりずっと少なく、食品安全委員会は「ふつうの食生活で、著しい健康影響が生じる状況にはない」としています。
PFAS をとる主な道は、食事(魚など)と飲み水とされています。北米・欧州の推計では、消費者が使う製品からとる PFOA は全体の小さな割合で、その中では防水スプレーや加工されたカーペット、コーティングされた食品容器などが主でした(Trudel 2008)。フライパンから入る量を、食事と同じ単位で比べた測定は見つかりませんでした。
研究のお金と立場
温度ごとの毒性や鳥の致死温度の基本のデータ(1975年・1991年)や、「PFOA は検出されなかった」とする2005年の測定は、デュポン社の研究者による研究です。一方、空焚きの温度を測った2003年の調査は、デュポン社と対立する立場の環境団体(EWG)によるもので、論文としての査読は受けていません。この記事では、それぞれの出どころを書くようにしています。
「体に問題がないと証明された」製品はある?
ありません。フライパンについて、国や公的機関が「この製品は人体に問題がない」と証明する制度がないためです。
確かめられるのは、次のところまでです。
| 確かめられること | 意味 |
|---|---|
| 食品衛生法の規格に合っている | 日本で売られる器具は、ポジティブリスト(使ってよい物質の一覧)と溶け出す量の規格に合っている必要がある |
| 表示の「表面加工」 | 「ふっ素樹脂塗膜加工」ならフッ素樹脂。商品名の「ダイヤモンド」「マーブル」では分からない |
| 「PFOA 不使用」の表示 | 助剤の PFOA を使っていないという意味。いまの国内品では当たり前。PTFE そのものが PFAS であることは変わらない |
| 取扱説明書の温度・火加減 | 空焚き禁止・中火以下などの条件を守れば、上で見た「熱」の問題は避けやすい |
つまり、「害がないと証明された製品を選ぶ」のではなく、表示で中身を知り、取扱説明書の温度を守ることが、いまできることです。PFAS を家に置きたくない場合は、次の「代わりになる素材」から選ぶことになります。
大阪・摂津市の地下水
この記事を書いているウラヨミの地元、大阪府の事実として紹介します。
フッ素樹脂を作っていたダイキン工業 淀川製作所(摂津市)の周りの地下水では、環境省の2019年度の全国調査で、PFOS と PFOA の合計が 1,855.6ng/L と、その調査で全国最大でした。大阪府の2025年7月の調査でも、水路で 110〜9,000ng/L、地下水で 120〜35,000ng/L と、8地点すべてが指針値(50ng/L)を超えています。
- 同製作所は2012年10月に PFOA の使用をやめ、地下水をくみ上げて処理しています。2023年11月から敷地の境に地下の壁(遮水壁)を作る工事を進めていて、2025年8月末で約20%ができています
- 大阪府は「摂津市の地下水は飲み水に使われておらず、水道原水は水道の基準を下回っている」と同市が確認していると説明しています
- 公的機関による住民の血液検査は見当たりませんでした。住民が自主的に行った血液の測定(2023年、約1,200人)は論文になっていて、一般の住民の PFOA の中央値は 5.0ng/mL でした(Kanetani 2025。測り方が違うため、環境省の全国の調査の値とは単純に比べられません)
フライパンを使う側の話とは別に、作る側の工場の周りで環境に出たことが、PFAS の大きな問題のひとつです。
フッ素樹脂加工を使うときに気をつけること
メーカーの取扱説明書、日本弗素樹脂工業会、BfR、家庭用品品質表示法の注意書きから、主なものをまとめます。
- 空焚きをしない。油をひいて予熱するときも、強火で長く熱しない(BfR:空のまま3分以上加熱しない)
- 火加減は中火以下。揚げ物などで油の温度を 200℃以上にしない
- 加熱中はその場を離れない。換気扇を回す
- 鳥を台所に入れない(同じ空気の部屋に置かない)
- 金属のヘラ・たわしで強くこすらない。焦げを落とすのに金属の固いものを使わない
- 空焚きのあとに水をかけて急に冷やさない(変形やコーティングの傷みの原因)
- フライパンの外側へのフッ素樹脂加工は、炎が当たって融点を超えるため、業界団体として勧めていません
コーティングがはがれてきたら、焦げつきやすくなり、下地のアルミなどが出てきます。フライパンの寿命の目安は、ツヴィリング日本の記事で、フッ素樹脂加工が約1〜3年、セラミック加工が約1〜2年です(使い方で大きく変わります)。
捨てるとき(堺市の場合)
堺市では、フライパン・鍋は「小型金属」(月1回)で出せます。条件は、いちばん長い辺がおおむね 30cm 以下(取っ手は長さに入れない)で、重さの 80% 以上が金属であること。30cm を超えるものは「粗大ごみ(不燃小物類)」です。フッ素樹脂加工のものを別に分ける決まりはありません。ほかの市町村は、それぞれの分け方を確かめてください。
代わりになる素材と選び方
フッ素樹脂を使わない素材にも、それぞれ溶け出すものや注意点があります。「PFAS を含まない=何も溶け出さない」ではありません。
| 素材 | PFAS | くっつきにくさ | 重さ | 手入れ | 溶け出すもの・注意 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鉄(窒化処理・打ち出し) | 含まない | 油がなじめば焦げつきにくい | 中くらい | さびるので、使ったら乾かす | 鉄が食べものに移る(酸っぱい料理・長く煮るほど多い) |
| 鋳鉄(スキレット) | 含まない | 油がなじめば焦げつきにくい | 重い | さびるので、使ったら乾かす | 鉄が移る |
| ステンレス(多層) | 含まない | くっつきやすい(予熱と油が必要) | 中〜重い | 丈夫 | ニッケル・クロムが出る(新品・酸っぱい料理・長時間ほど多い) |
| 鋳物ホーロー | 含まない | 焦げつくことがある | 重い | 欠け・急な温度差に注意 | うわぐすりの鉛・カドミウムに国の基準がある |
| セラミックコート | メーカーは不使用と説明 | よい(はじめのうち) | 軽い | 急な温度差・強い火に弱い | チタン・ケイ素の小さな粒子が出る研究がある |
| ガラス質を鋼に融合(WMF) | メーカーの説明に PTFE はない | まずまず | 重い | 金属ヘラ・食器洗い機も使える(メーカー) | 溶け出しの試験結果は公表されていない |
アルミ鍋については アルミ製品と食品の記事 を見てください。
鉄
鉄のフライパンや鍋で調理すると、鉄が食べものに移ります。米国の研究では、20品の料理のうち約9割で、鉄の鍋で作ったほうが鉄が多くなりました(Brittin 1986)。酸っぱいもの・水分の多いもの・長く煮るものほど多くなります。鉄をとりすぎないよう言われている人は、主治医に相談してください。
さびやすいので、使ったあとは水気を飛ばします。表面を窒化処理した鉄(リバーライト「極」)は、メーカーによると購入後の空焼きが要らず、さびにくくしたものです。
厚い鋳鉄のスキレットは重いものの、焼き物やオーブン料理に向きます。ロッジ社は、鉄と植物油だけで作り、PFAS は使っていないと説明しています。
ステンレス
ステンレスはコーティングがないので、はがれる心配はありません。ただし、ニッケルとクロムが溶け出します。米国オレゴン州立大学の研究では、トマトソースを6時間煮ると、ニッケルが最大26倍、クロムが7倍に増えました。新品がいちばん多く、使うたびに減って6回目ごろから落ち着きました(Kamerud 2013。家庭の調理より長い時間の条件です)。
ステンレスの鍋は、家庭用品品質表示法で「ステンレス鋼(クロム○%、ニッケル○%)」のように割合を書くことになっているので、ニッケルが入っているかは表示で分かります。カナダ保健省は、ニッケルアレルギーの人はニッケルを使った調理器具を使わないよう勧めています。
ホーロー
ホーローは鉄などの金属にガラス質のうわぐすりを焼き付けたもので、酸や塩分に強い素材です。うわぐすりに含まれうる鉛とカドミウムには、食品衛生法で溶け出す量の基準があります。欠けて下の金属が出るとさびるので、空焚きや強い衝撃は避けます。
セラミックコート
セラミックコートは、フッ素樹脂の代わりに、砂(ケイ素)からできた液を焼き固めたコーティングです。グリーンパンは、自社のコーティング「サーモロン」に PFAS・鉛・カドミウムを使っていないと説明しています。
注意点もあります。
- チタンやケイ素の小さな粒子が出ることが、スロベニアの研究(Golja 2016)や、米国 FDA と国立標準技術研究所の研究(Addo Ntim 2018)で確かめられています。傷がつくと増えます。人の体への影響を調べた研究は見つかりませんでした
- 「セラミック」と書いてあっても、表示が「ふっ素樹脂塗膜加工」ならフッ素樹脂です
- コーティングの技術の例(特許)には、少量のフッ素を含む材料を使うものもあり、製品ごとに確かめる必要があります
- 寿命の目安は約1〜2年(ツヴィリング日本の記事)。急な温度差や強い火に弱いとされます
WMF のシラルガンとフュージョンテック
「WMF のシラルガン」とよく呼ばれますが、シラルガン(Silargan)は、WMF と同じグループのドイツのブランド「シリット(Silit)」の素材です。WMF 本体の同じしくみの素材は「フュージョンテック(Fusiontec)」で、日本の WMF 公式サイトでいま売られているのはこちらです(2026年10月2日確認)。
- どちらも、約30種類の天然の鉱石を高温で溶かしてガラス質の素材を作り、鋼板に焼き付けたもの(メーカーの説明)。日本の表示では「焼付け塗装(ガラス、セラミック融合被覆)」と書かれています
- 金属のヘラや食器洗い機も使え、日本では10年保証(ドイツでは30年)です
- 重く、24cm のフライパンで約1.9kg あります
- メーカーは表面を「ニッケルフリー」と説明していますが、日本のフライパンはフチが「クロムめっき・ニッケルめっき」と表示されています。溶け出しの試験の結果は公表されていません
シラルガンの製品は、楽天市場では海外通販(個人輸入)の出品が見つかりました。日本の正規品として手に入れやすいのはフュージョンテックです。
まとめ
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| テフロンとは | ケマーズ社の商標。物質名は PTFE。日本の表示は「ふっ素樹脂塗膜加工」 |
| いつから | 1938年に偶然発見。1954年ごろフライパンへの加工が考えられ、1960年代に広まる |
| ダイヤモンド・マーブルコートは | 確かめた国内の商品は、表示がどれも「ふっ素樹脂塗膜加工」 |
| PFOA は | 作るときの助剤。国内は2013年末までに使用をやめ、2021年から原則禁止 |
| いまのフッ素樹脂加工は | PFOA は使っていない。ただし PTFE そのものも PFAS の一種 |
| 破片を食べたら | 吸収されず出ていくとされる。長く食べたときのデータはない |
| 空焚きすると | 360℃超で有毒な蒸気。ポリマーフューム熱、鳥の死亡 |
| 食べものに移るか | いまの製品はドイツの検査で不検出。傷からマイクロプラスチックが出るが、影響は不明 |
| 使い続けたら | 病気との関係を調べた研究はない |
| 証明された製品は | ない。表示と取扱説明書で確かめる |
| 代わりの素材は | 鉄・ステンレス・ホーロー・セラミックなど。どれにも溶け出すものがある |
| 紹介した商品 | 素材 | 購入先 |
|---|---|---|
| WMF フュージョンテック ミネラル フライパン 24cm | ガラス質を鋼に融合 | 楽天市場で見る(スマートキッチン) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR |
| グリーンパン ヴェニス・プロ | セラミックコート | 楽天市場で見る(グリーンパン公式) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR 【グリーンパン】公式サイトはこちら |
| リバーライト 極 JAPAN 26cm | 窒化処理の鉄 | 楽天市場で見る(リバーライト オフィシャルショップ) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR |
| ロッジ スキレット 10 1/4インチ | 鋳鉄 | 楽天市場で見る(ナチュラム) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR |
| ビタクラフト プロ フライパン 24cm | 5層ステンレス | 楽天市場で見る(リビングート) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR |
| ストウブ ピコ・ココット ラウンド 20cm | 鋳物ホーロー | 楽天市場で見る(ZWILLING 公式) PR Amazonで見る PR Yahoo!ショッピングで見る PR ツヴィリング【ZWILLING】 |
参考にした資料
公的機関・法令
- 食品安全委員会「ファクトシート フッ素樹脂」(2012年)、「PFAS 評価書の概要」「PFAS 評価書に関する Q&A」(2024年)
- 消費者庁「雑貨工業品品質表示規程(十三 鍋)」、食品衛生法 器具・容器包装ポジティブリスト(別表第1)
- 環境省「PFAS に関するよくある質問」、「PFOS 及び PFOA に係る全国存在状況把握調査」(2020年6月公表)
- 大阪府「有機フッ素化合物(PFOA等)に係る水質調査結果」(令和3年8月、令和7年7月)
- 経済産業省・NITE(製品評価技術基盤機構)ガスこんろの調理油過熱防止装置の資料
- 国立医薬品食品衛生研究所(厚生労働科学研究)フッ素樹脂加工製品の調査(2006〜2007年度)
- 堺市「家庭ごみの分け方・出し方」
- ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)「PTFE のノンスティック加工の調理器具に関する Q&A」(2018年)
- 米国 FDA「Authorized Uses of PFAS in Food Contact Applications」、21 CFR 177.1550
- 米国 EPA「2010/2015 PFOA Stewardship Program」、デュポン社との和解(2005年)、GenX の毒性評価(2021年・2023年改訂)
- 欧州化学品庁(ECHA)PFAS 制限案の発表(2023年・2025年・2026年)、EFSA の PFAS の評価(2020年)
- 国際がん研究機関(IARC)Monographs Vol.135 Q&A(2023年)
- フランス Loi n° 2025-188(2025年)、米国ミネソタ州法 116.943、メイン州環境保護局、カリフォルニア州司法長官 AB1200 の執行勧告
- 米国特許商標庁(TEFLON の商標記録)、米国特許 2,230,654
論文
- Waritz RS. Environ Health Perspect 1975(温度と毒性・鳥の致死温度。デュポン社)
- Greenberg MI, Vearrier D. Clin Toxicol 2015(フューム熱のレビュー)
- Son M ほか 2006(中毒研究)、Toyama K ほか 2006(日本呼吸器学会誌)、Shimizu T ほか 2012(BMJ Case Rep)
- Blandford TB ほか 1975(Vet Rec)、Shuster KA ほか 2012(Comp Med)
- Lee S ほか 2022(Polymers、マウスの経口試験)
- Luo Y ほか 2022、Cole M ほか 2024(Sci Total Environ、マイクロプラスチック)
- Begley TH ほか 2005、Bradley EL ほか 2007、Toptancı İ ほか 2022、Wolf N ほか 2024(Food Addit Contam ほか)
- Sinclair E ほか 2007(Environ Sci Technol)、Schlummer M ほか 2015(Chemosphere)、Choi H ほか 2018
- Lee JH ほか 2017、Kang H ほか 2016・2018、Ramli MR ほか 2020、Al-sheyab NA ほか 2015(使用と体内の PFAS)
- Trudel D ほか 2008(Risk Anal)、Henry BJ ほか 2018、Lohmann R ほか 2020(フッ素樹脂は「低懸念」か)
- Kanetani ほか 2025(Ind Health、摂津市の住民の血液測定)
- Kamerud KL ほか 2013(J Agric Food Chem、ステンレス)、Brittin HC ほか 1986(鉄)、Golja V ほか 2016、Addo Ntim S ほか 2018(セラミックコート)
業界団体・メーカー
- 日本弗素樹脂工業会「ふっ素樹脂製品取扱いマニュアル(改訂11版)」(2021年)
- 三井・ケマーズ フロロプロダクツ「テフロン™発見と技術革新」「沿革」、ケマーズ社(安全性・鳥への注意)
- ティファール(取扱説明書・沿革)、アイリスオーヤマ・カインズ(商品ページの表示)、ツヴィリング日本(フライパンの寿命)
- WMF(日本・ドイツの公式サイト)、グリーンパン、リバーライト、ロッジ