農薬データベース殺虫剤確認日 2026.10.01

パラチオン

Parathion / 別名:ホリドール

有機リン系日本では1969年に失効WHO IaEUで非承認IARC 2B

神経の信号を止める酵素(アセチルコリンエステラーゼ)のはたらきを妨げる。古くから使われている。

日本では

登録
農薬の登録は 1969年12月31日 に失効している(初めての登録 1952年1月24日)。いまは日本で農薬として使えない。
ADI(一日摂取許容量)
食品安全委員会の評価書は見当たらない

ADI:一生、毎日食べ続けても健康への影響がないとされる量。ARfD:一度に(24時間以内に)食べても健康への影響がないとされる量。どちらも食品安全委員会が動物試験などから決める。

国の残留農薬検査で(令和6年度)

農産物検出/検査検出割合基準値超過
国産0 / 4,1550.0%0件
輸入0 / 1,1460.0%0件

検査数は「農薬×検体」の延べ数。少しでも見つかれば「検出」に数える(基準値を超えたという意味ではない)。上位20に入らない農薬は、全体版の食品別の表を合算した値。

海外の評価では

WHO の急性毒性の区分
Ia(極めて危険)・LD50 13 mg/kg
薄める前の成分を、主にラットに一度に飲ませたときの毒性(LD50=半数が死ぬ量。小さいほど急性毒性が強い)による区分。食品に残る量の安全性の評価ではない。
EU
EUで非承認
EU の ADI:0.0006 mg/kg bw/day、ARfD:0.005 mg/kg bw
IARC(発がん性)
グループ 2B(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)
Parathion: Vol.30,Sup 7,112(評価2015)
IARC の分類は「発がん性があるか」の根拠の強さで、食品からとる量でのリスクの大きさではない。

知っておきたいこと

  • 急性毒性が強く、使用中の中毒事故が多かったため、日本では1969年に登録が失効した。

関連する解説

出典

最終確認日 2026.10.01。登録や評価は変わることがあります。

日本で登録されている農薬は、国が使える作物・量・回数・収穫前の日数を決めて認めたものです。このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、良し悪しを判定するものではありません。

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