マイクロプラスチック データベースプラスチックの種類確認日 2026.10.01
ポリ乳酸(生分解性プラスチック)
Polylactic acid / PLA / 樹脂識別コード 7(その他)
植物由来の生分解性プラスチック。熱湯の試験では4材質で最も少なかった。
主な用途
- 植物由来の容器・カップ
- 紙コップの塗膜(ポリエチレンの代わり)
- 一部のティーバッグ
食品・水・人の体で見つかった例
- テイクアウト容器に熱湯:4材質で最も少なかった(Jin ら 2024年)
- 紙コップ:ポリ乳酸の塗膜は、ポリエチレンの塗膜より放出が少なかった(Son ら 2024年)
- 人の体でポリ乳酸を測った研究は見つかりませんでした
食品ごとのくわしい数字:電子レンジ加熱・テイクアウト容器、紙コップ・コーヒー、ティーバッグ
日本の規格(食品に触れる器具・容器包装)
- 告示370号(ポリ乳酸):総乳酸30μg/mL 以下ほか
- 生分解性プラスチックの容器包装も「プラ」マークの対象(経済産業省 Q&A)
合成樹脂の一般規格(すべてに共通):材質中のカドミウム・鉛 各100μg/g 以下、溶出する重金属(鉛として)1μg/mL 以下など。食品に触れる合成樹脂には、2020年6月から使ってよい物質を決めた「ポジティブリスト制度」が適用されています(経過措置は2025年5月31日で終了)。→ 規制と制度
出典
- Jin T ほか. J Hazard Mater 2024;475:134866(PMID 38870856)
- Son ほか. J Hazard Mater 2024;464:133014(PMID 37984146)
- 消費者庁 器具・容器包装の規格基準(告示370号 第3)
- IARC List of Classifications
最終確認日 2026.10.01。
このページは、法令・公的機関の評価・論文に書かれている事実を並べたもので、特定の素材や製品の良し悪しを判定するものではありません。