原材料じてん魚・水産物確認日 2026.09.30
アミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)
食品(原材料)このサイトの2商品に使用
甲殻類のアミ(あみ類)やオキアミ(おきあみ類)、えびを塩に漬けて発酵させた塩辛と、その名前を付けた調味料です。このサイトの商品では、キムチと、キムチ鍋・キムチチゲのスープの原材料に書かれています。成分表には「あみ 塩辛」(標準和名 にほんいさざあみ)が載っています。「エビ醤」は、名前からはえびを使った調味料と読めますが、何をどう作ったものかはラベルからは分かりません。
ラベルでの書かれ方の例オキアミ塩辛エビ醤あみ塩辛アミの塩辛えびの塩辛シュリンプペーストパウダー
表示のルール
- 食品表示基準には、塩辛・オキアミ塩辛・エビ醤の定義や名称の決まりはありません(別表第三・別表第四に名前がありません)。
- 食品表示基準(別表第三)は、キムチなどの「農産物赤とうがらし漬け類」の定義の中で、赤とうがらし粉などのほかに加える漬け原材料の例として「塩辛類」を挙げています。
- えびは、アレルギー表示が義務の品目(特定原材料)です(食品表示基準 別表第十四)。
- 消費者庁Q&A(D-1)は、特定原材料の「えび」を、日本標準商品分類のえび類(くるまえび類・さくらえび類など)と、いせえび・うちわえび・ざりがに類だとしています。しゃこ類・あみ類・おきあみ類などは「その他の甲殻類」に分類されるため、えびの表示の対象外です。
- 「えびを含む」の表示は、原材料名がえびの代替表記(「海老」「エビ」)か、それを含んでえびを使ったと分かる拡大表記(例:「えび天ぷら」「サクラエビ」)なら省略できます(消費者庁「食品表示基準について」別添 アレルゲン関係 別表3、消費者庁Q&A F-1)。
- 原料原産地の表示では、塩辛製品は、原料の魚介類が発酵しているため、原料原産地の表示が必要な「調味した魚介類」(食品表示基準 別表第十五の1の(17))に当たらないとされています(消費者庁Q&A 別添 原料原産地表示 問17-1・問17-4)。
知っておきたいこと
- モランボン 熟成濃厚キムチチゲ用スープは、原材料名の7番目に「オキアミ塩辛」、15番目に「エビ醤」と書いています。公式ページでは「国内加工されたオキアミ塩辛を使用しています」と説明しています。エビ醤の中身は、原材料名にも公式ページの説明にも書かれていません。
- 同じ商品のアレルギー表示は、最後に「(一部にえび・かに・小麦・牛肉・ごま・大豆・りんご・魚醤(魚介類)を含む)」とまとめて書かれていて、「えび」がどの原材料に由来するかは書かれていません。オキアミは、上の Q&A(D-1)では「えび」の対象外です。
- ピックルスコーポレーション ご飯がススムキムチは、「漬け原材料〔…〕」のかっこの中に「オキアミ塩辛」を書いています。エバラ キムチ鍋の素は、塩辛ではなく「魚介エキス(オキアミ、鮭、アサリ、ホタテ)」と、エキスの原料としてオキアミを書いています。
- 成分表では、あみの塩辛は100g当たり食塩相当量19.8g、カルシウム460mgです。成分表の分類でも、あみとおきあみは「えび・かに類」ではなく「その他」に入っています(おきあみの試料は、なんきょくおきあみ)。
- このサイトのヤマモリ タイカレー グリーンは「シュリンプペーストパウダー」と書いています。えびを塩漬けにして発酵させたペースト(タイではカピと呼ばれます)を粉にしたものと読める名前で、中の原材料は書かれていません。
成分表の値
| あみの塩辛・おきあみ(可食部100g当たり) | エネルギー(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 食塩相当量(g) | カルシウム(mg) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| あみ 塩辛食品番号 10364 | 62 | 12.9 | 1.1 | 0.8 | 19.8 | 460 |
| おきあみ 生食品番号 10368 | 84 | 15.0 | 3.2 | 0.2 | 1.1 | 360 |
出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023」。
このサイトでアミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)を使っている商品
| 商品 | ラベルの書き方 | 役割 |
|---|---|---|
| ヤマモリ タイカレー グリーンヤマモリ | シュリンプペーストパウダー | うま味 |
| モランボン 熟成濃厚キムチチゲ用スープ 750gモランボン | オキアミ塩辛 | うま味 |
| モランボン 熟成濃厚キムチチゲ用スープ 750gモランボン | エビ醤 | うま味 |
商品名から、原材料をひとつずつ読んだページに移れます。
関連する読みもの・データベース
よくある質問
- アミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)とは何ですか?
- 甲殻類のアミ(あみ類)やオキアミ(おきあみ類)、えびを塩に漬けて発酵させた塩辛と、その名前を付けた調味料です。このサイトの商品では、キムチと、キムチ鍋・キムチチゲのスープの原材料に書かれています。成分表には「あみ 塩辛」(標準和名 にほんいさざあみ)が載っています。「エビ醤」は、名前からはえびを使った調味料と読めますが、何をどう作ったものかはラベルからは分かりません。
- アミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)はパッケージの原材料名でどう表示されますか?
- 「オキアミ塩辛」「エビ醤」「あみ塩辛」「アミの塩辛」「えびの塩辛」「シュリンプペーストパウダー」などの名前で表示されます。食品表示基準には、塩辛・オキアミ塩辛・エビ醤の定義や名称の決まりはありません(別表第三・別表第四に名前がありません)。 食品表示基準(別表第三)は、キムチなどの「農産物赤とうがらし漬け類」の定義の中で、赤とうがらし粉などのほかに加える漬け原材料の例として「塩辛類」を挙げています。 えびは、アレルギー表示が義務の品目(特定原材料)です(食品表示基準 別表第十四)。 消費者庁Q&A(D-1)は、特定原材料の「えび」を、日本標準商品分類のえび類(くるまえび類・さくらえび類など)と、いせえび・うちわえび・ざりがに類だとしています。しゃこ類・あみ類・おきあみ類などは「その他の甲殻類」に分類されるため、えびの表示の対象外です。 「えびを含む」の表示は、原材料名がえびの代替表記(「海老」「エビ」)か、それを含んでえびを使ったと分かる拡大表記(例:「えび天ぷら」「サクラエビ」)なら省略できます(消費者庁「食品表示基準について」別添 アレルゲン関係 別表3、消費者庁Q&A F-1)。 原料原産地の表示では、塩辛製品は、原料の魚介類が発酵しているため、原料原産地の表示が必要な「調味した魚介類」(食品表示基準 別表第十五の1の(17))に当たらないとされています(消費者庁Q&A 別添 原料原産地表示 問17-1・問17-4)。
- アミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)について知っておきたいことは?
- モランボン 熟成濃厚キムチチゲ用スープは、原材料名の7番目に「オキアミ塩辛」、15番目に「エビ醤」と書いています。公式ページでは「国内加工されたオキアミ塩辛を使用しています」と説明しています。エビ醤の中身は、原材料名にも公式ページの説明にも書かれていません。 同じ商品のアレルギー表示は、最後に「(一部にえび・かに・小麦・牛肉・ごま・大豆・りんご・魚醤(魚介類)を含む)」とまとめて書かれていて、「えび」がどの原材料に由来するかは書かれていません。オキアミは、上の Q&A(D-1)では「えび」の対象外です。
- アミ・えびの塩辛(オキアミ塩辛・エビ醤)はどんな商品に使われていますか?
- このサイトで原材料を読んだ商品のうち2品に使われています(ヤマモリ タイカレー グリーン、モランボン 熟成濃厚キムチチゲ用スープ 750gなど)。
出典
このページは、法令・公的機関・業界団体の基準に書かれている事実を並べたもので、原材料や商品の良し悪しを判定するものではありません。アレルギーのある人は、必ず商品のパッケージの表示を確かめてください。