添加物データベース乳化剤確認日 2026.10.02
酵素分解レシチン
既存添加物EU でも使える(E322)
- 用途
- 乳化剤
- 表示の例
- 乳化剤(一括名)、レシチン、酵素分解レシチン
- 既存添加物名簿の品名
- 酵素分解レシチン(No.122)
- 基原・製法
- アブラナ又はダイズの種子から得た植物レシチン、又は卵黄から得た卵黄レシチンから得られたもの。主成分はホスファチジン酸及びリゾレシチン。
- 英名
- Enzymatically Decomposed Lecithin
日本では
- 植物レシチン(アブラナ・ダイズ)または卵黄レシチンを原料とし、ホスファチジン酸とリゾレシチンを主成分とする乳化剤。酵素分解植物レシチンと酵素分解卵黄レシチンがある(食品添加物公定書)。使用基準はない。
- 乳化の目的で使うときは一括名の「乳化剤」で書ける。物質名で書く場合の簡略名は「レシチン」。
日本の使用基準
使える食品や量を個別に決めた使用基準はありません(添加物一般の使用基準にはしたがいます)。
使用基準は要点をまとめたものです。正確な条件は出典の使用基準リストをご確認ください。
EU では
- EU の食品添加物リスト(規則 1333/2008 Annex II)に E322 として載っています。
- EU の「レシチン」(E322)の規格は、無害で適切な酵素を使って得た加水分解物も含むとしている(規則 (EU) No 231/2012)。
ラベルでまとめて書かれるとき
酵素分解レシチンは、ラベルでは「乳化剤」の項目の書き方で表示されることがあります。くわしくは 乳化剤 のページで紹介しています。
出典
- 既存添加物名簿・同名簿収載品目リスト|日本食品化学研究振興財団
- 各添加物の使用基準及び保存基準|日本食品化学研究振興財団
- EU 食品添加物データベース(和訳)|農林水産省
- EU 規則 1333/2008(食品添加物)|EUR-Lex
- 第10版食品添加物公定書(2024年、厚生労働省・消費者庁)成分規格・保存基準各条の定義
- 消費者庁「食品表示基準について」別添 添加物関係(簡略名・用途名併記・一括名・栄養強化の範囲、既存添加物名簿収載品目リスト)
確認日 2026.10.02。規制や評価は変わることがあります。
このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。ADI は「毎日一生とり続けても健康への悪影響がないと考えられる量」の目安です。