添加物データベース乳化剤確認日 2026.10.02
キラヤ抽出物
既存添加物EU でも使える(E999)EFSA の ADI 体重1kgあたり1日3mg(サポニンとして)
- 用途
- 乳化剤
- 表示の例
- 乳化剤、キラヤ抽出物、キラヤサポニン、サポニン
- 既存添加物名簿の品名
- キラヤ抽出物(No.85)
- 基原・製法
- キラヤの樹皮から得られた、サポニンを主成分とするもの。基原・製法・本質は食品添加物公定書の成分規格に従う。
- 英名
- Quillaia Extract
日本では
- キラヤの樹皮から得られる、サポニンを主成分とする乳化剤。
- 乳化剤の一括名の範囲に入っており、乳化の目的で使うときは「乳化剤」とだけ書ける。物質名で書く場合は別名「キラヤサポニン」、簡略名「サポニン」も使える。
日本の使用基準
使える食品や量を個別に決めた使用基準はありません(添加物一般の使用基準にはしたがいます)。
使用基準は要点をまとめたものです。正確な条件は出典の使用基準リストをご確認ください。
EU では
- EU の食品添加物リスト(規則 1333/2008 Annex II)に E999 として載っています。
- EFSA の ADI(体重1kgあたり1日3mg)は、サポニンに換算した量で示されている。2024年の追跡評価でもこの ADI は維持された。
- EFSA(欧州食品安全機関)は2019年の評価で、ADI(一日摂取許容量)を体重1kgあたり1日3mg(サポニンとして)としています(EFSA FAF)。
ラベルでまとめて書かれるとき
キラヤ抽出物は、ラベルでは「乳化剤」の項目の書き方で表示されることがあります。くわしくは 乳化剤 のページで紹介しています。
出典
- 既存添加物名簿・同名簿収載品目リスト|日本食品化学研究振興財団
- 各添加物の使用基準及び保存基準|日本食品化学研究振興財団
- EU 食品添加物データベース(和訳)|農林水産省
- EU 規則 1333/2008(食品添加物)|EUR-Lex
- EFSA OpenFoodTox(化学物質の評価の公開データベース)
- 日本食品化学研究振興財団「既存添加物名簿収載品目リスト」(令和7年8月25日現在)
- 消費者庁「食品表示基準について」別添 添加物関係(簡略名・用途名併記・一括名・栄養強化の範囲)
- EFSA FAF Panel (2019) Re-evaluation of Quillaia extract (E 999) as a food additive and safety of the proposed extension of use. EFSA Journal 17(3):5622
- EFSA FAF Panel (2024) Follow-up of the re-evaluation of quillaia extract (E 999) as a food additive and safety of the proposed extension of uses. EFSA Journal 22(2):e8563
確認日 2026.10.02。規制や評価は変わることがあります。
このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。ADI は「毎日一生とり続けても健康への悪影響がないと考えられる量」の目安です。