English
添加物データベース膨脹剤、乳化剤、強化剤確認日 2026.10.02

ピロリン酸二水素カルシウム(酸性ピロリン酸カルシウム)

指定添加物EU でも使える(E450(vii))EFSA の ADI 体重1kgあたり1日40mg
用途
膨脹剤、乳化剤、強化剤
表示の例
ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸Ca、リン酸塩(Ca)、膨張剤
指定添加物リストの品名
ピロリン酸二水素カルシウム(別名酸性ピロリン酸カルシウム)(No.342)
英名
Calcium Dihydrogen Pyrophosphate (Acid Calcium Pyrophosphate)

日本では

  • ピロリン酸のカルシウム塩の一つ(別名 酸性ピロリン酸カルシウム)。食品表示基準では、膨張剤、プロセスチーズ類の乳化剤として使った場合に、それぞれの一括名で表示できる添加物に入っている。
  • 栄養強化の目的で使ったものは、食品表示基準で添加物の表示を省略できる範囲(ミネラル類)に入っている。
  • 物質名で書く場合は簡略名「ピロリン酸カルシウム」「ピロリン酸Ca」が使え、ほかのリン酸塩と併用したときは「リン酸塩(Ca、Na)」のようにまとめて書ける。

日本の使用基準

  • カルシウムとして食品の1.0%以下(特別用途表示の食品を除く)
  • 食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的に限る

使用基準は要点をまとめたものです。正確な条件は出典の使用基準リストをご確認ください。

EU では

  • EU の食品添加物リスト(規則 1333/2008 Annex II)に E450(vii) として載っています。
  • EFSA のリン酸塩のグループ ADI(体重1kgあたり1日40mg)は、リンに換算した量で示されている。
  • EFSA(欧州食品安全機関)は2019年の評価で、ADI(一日摂取許容量)を体重1kgあたり1日40mg(グループ ADI=同じ仲間の物質の合計)としています(EFSA FAF)。

ラベルでまとめて書かれるとき

ピロリン酸二水素カルシウム(酸性ピロリン酸カルシウム)は、ラベルでは「リン酸塩」の項目の書き方で表示されることがあります。くわしくは リン酸塩 のページで紹介しています。

出典

確認日 2026.10.02。規制や評価は変わることがあります。

このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。ADI は「毎日一生とり続けても健康への悪影響がないと考えられる量」の目安です。

← 添加物データベースの一覧へ