添加物データベース酸化防止剤、強化剤確認日 2026.10.02
d-δ-トコフェロール
既存添加物EU でも使える(E309)
- 用途
- 酸化防止剤、強化剤
- 表示の例
- 酸化防止剤(ビタミンE)、酸化防止剤(抽出V.E)、酸化防止剤(δ-トコフェロール)、酸化防止剤(抽出トコフェロール)
- 既存添加物名簿の品名
- d-δ-トコフェロール(No.199)
- 基原・製法
- d-δ-トコフェロール(ビタミンEの一種)を本質とするもの。基原・製法・本質は食品添加物公定書の成分規格に従う。
- 英名
- d-δ-Tocopherol
日本では
- ビタミンEの一種で、酸化を防ぐ酸化防止剤や、栄養を補う強化剤として使われる。
- 酸化防止剤として使うと用途名の併記が必要で、「酸化防止剤(ビタミンE)」などと書く。簡略名の「ビタミンE」「抽出V.E」「抽出トコフェロール」は d-α・d-γ-トコフェロールやミックストコフェロールと共通。
- 栄養強化の目的で使った場合は表示が免除される。
日本の使用基準
使える食品や量を個別に決めた使用基準はありません(添加物一般の使用基準にはしたがいます)。
使用基準は要点をまとめたものです。正確な条件は出典の使用基準リストをご確認ください。
EU では
- EU の食品添加物リスト(規則 1333/2008 Annex II)に E309 として載っています。
- EU の E309 は合成した δ-トコフェロールの規格で、天然由来のトコフェロールを多く含む抽出物は E306 として別に定められている。
ラベルでまとめて書かれるとき
d-δ-トコフェロールは、ラベルでは「酸化防止剤(ビタミンC・ビタミンE)」の項目の書き方で表示されることがあります。くわしくは 酸化防止剤(ビタミンC・ビタミンE) のページで紹介しています。
出典
- 既存添加物名簿・同名簿収載品目リスト|日本食品化学研究振興財団
- 各添加物の使用基準及び保存基準|日本食品化学研究振興財団
- EU 食品添加物データベース(和訳)|農林水産省
- EU 規則 1333/2008(食品添加物)|EUR-Lex
- 日本食品化学研究振興財団「既存添加物名簿収載品目リスト」(令和7年8月25日現在)
- 消費者庁「食品表示基準について」別添 添加物関係(簡略名・用途名併記・一括名・栄養強化の範囲)
- 消費者庁「食品添加物表示に関するマメ知識」(用途名併記・一括名・表示が免除される添加物)
- EFSA ANS Panel (2015) Re-evaluation of tocopherol-rich extract (E 306), α-tocopherol (E 307), γ-tocopherol (E 308) and δ-tocopherol (E 309) as food additives
確認日 2026.10.02。規制や評価は変わることがあります。
このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。ADI は「毎日一生とり続けても健康への悪影響がないと考えられる量」の目安です。