添加物データベース酸化防止剤確認日 2026.10.02
エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム(EDTAカルシウム二ナトリウム)
指定添加物EU でも使える(E385)EFSA の ADI 体重1kgあたり1日2.5mg
- 用途
- 酸化防止剤
- 表示の例
- 酸化防止剤(EDTA-Ca・Na)、酸化防止剤(EDTAカルシウムナトリウム)
- 指定添加物リストの品名
- エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム(別名EDTAカルシウム二ナトリウム)(No.79)
- 英名
- Calcium Disodium Ethylenediaminetetraacetate (Calcium Disodium EDTA)
日本では
- 缶詰・瓶詰の食品に、酸化を防ぐ目的で使われる。使えるのは缶詰・瓶詰の食品に限られ、清涼飲料水では 0.035g/kg、その他では 0.25g/kg が上限。
- EDTA二ナトリウムを使う場合も、最終食品ができあがる前にこのEDTAカルシウム二ナトリウムに変えておくことが決められている。
- 酸化防止剤なので、物質名に用途名を併記して「酸化防止剤(EDTA-Ca・Na)」のように書く。
日本の使用基準
- 缶詰・瓶詰の清涼飲料水:EDTAカルシウム二ナトリウムとして 0.035g/kg 以下
- その他の缶詰・瓶詰食品:EDTAカルシウム二ナトリウムとして 0.25g/kg 以下
- 上記以外の食品には使えない
使用基準は要点をまとめたものです。正確な条件は出典の使用基準リストをご確認ください。
EU では
- EU の食品添加物リスト(規則 1333/2008 Annex II)に E385 として載っています。
- EFSA は2024年に、E385 の再評価のためのデータ募集を行った。
- EFSA(欧州食品安全機関)は2010年の評価で、ADI(一日摂取許容量)を体重1kgあたり1日2.5mgとしています(EFSA ANS)。
出典
- 指定添加物リスト(規則別表第1)|日本食品化学研究振興財団
- 各添加物の使用基準及び保存基準|日本食品化学研究振興財団
- EU 食品添加物データベース(和訳)|農林水産省
- EU 規則 1333/2008(食品添加物)|EUR-Lex
- EFSA OpenFoodTox(化学物質の評価の公開データベース)
- 消費者庁「食品表示基準について」別添 添加物関係(簡略名・用途名併記・一括名・栄養強化の範囲)
- EFSA Call for data for the re-evaluation of Calcium disodium EDTA (E 385) as food additive(2024年)
確認日 2026.10.02。規制や評価は変わることがあります。
このページは、法令と公的機関の評価に書かれている事実を並べたもので、安全性の判定ではありません。日本で使われている添加物は、国が使える食品と量を決めて認めています。ADI は「毎日一生とり続けても健康への悪影響がないと考えられる量」の目安です。